九州体育・スポーツ史学会第65回大会(長崎国際大学)2016.09.16
先日(9月16日)、九州体育・スポーツ史学会第65回大会(於、長崎国際大学)のシンポジウムで、「剣道の伝統的動作を継承するために」というタイトルで発表させていただきました。研究と現場のコーチングをいかに結びつけているか、がテーマでした。
わたくしは、まさしく研究と剣道部のコーチング(指導)が直結しています。現在、提唱している剣道は「左荷重」からの打突。剣道部の稽古は、すべて「左荷重」から打突するための内容で組み立てています。そして、左右荷重で剣道の動作を把握すると、個々の剣士への指導法も明確になってきます。様々な稽古法を取り入れて、その中から試行錯誤して内容を取り入れるのではなく、どのような稽古法が必要か明確になります。
この左右荷重からのコーチングは、他競技でも応用が可能であると思われます。