大阪教育大学大学院健康科学専攻「成果報告」

2017-11-05
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 昨日は「大阪教育大学大学院教育学研究科健康科学専攻」の第1回同窓会総会で「成果報告」をさせていただきました。私は夜間(社会人)大学院に2010年入学、2012年に修了しました。

 修士論文のタイトルは「現代剣道における剣道技術論に関する研究−「単え身」による剣道技術論の構築に向けて−」。

 内容は要約すれば「現代剣道の技術の拠り所を「日本刀」ではなく、「前近代の歩行原理」に求めることによって、伝統的な剣道の技が竹刀を用いた現代剣道でも発現する。」となります。

 日本刀での剣道技術の伝統を受け継ぐためには、竹刀を日本刀の観念で操作するのではなく、日本刀を操作していた時代の「歩行原理」で竹刀を操作すべき、そのことによって竹刀の合理性追求しつつ日本刀の伝統が受け継がれると考えられます。

 この内容はすこし読みやすくして「日本刀を超えて〜「身体」と「竹刀」から考える剣道論」として発刊されました。大学院の学びがなければ「左荷重」の剣道は生まれていませんでした。

 50歳を過ぎて大学院に通いましたが、学生という立場での大学生活がこんなに楽しいものだとは思いませんでした。

 写真中央は、社会教育・平和教育がご専門の山田正行教授。大学院時代は興味深い講義にひきこまれ、毎週山田先生の授業を心待ちにしておりました。修了後も、ご著書をおくっていただくなどご指導をいただいております。

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