寒稽古の目的は・・・?

2018-01-10
寒稽古(20180110).JPG

 本学(九州共立大学)剣道部の2018年の寒げいこが10日から始まりました。寒げいこは指導者によってそのねらい(目的)は様々だと思いますが、多くは「打ち込み稽古」や「かかり稽古」で運動量を確保することをねらい(目的)にしているのではないかと思います。本学も「打ち込み稽古」「かかり稽古」を中心に実施します。しかしながら、その量は年によって異なります。

 一昨年は最終日には1時間の「かかり稽古」を課しましたが、昨年は40分ほどでした。年によって打突動作の完成度に差があるので、この時期に「打ち込み稽古」や「かかり稽古」の量を増やせない年もあるのです。私は「打ち込み稽古」や「かかり稽古」の目的を打突動作時の「上下肢の協調を定着させること」に置いています。量を増やしていき「上下肢の協調」が崩れる学生が多い年には、この時期にそれらの量を増やすことを控えます。

 「上下肢の協調」とは言うまでもなく左荷重で振り上げることです。「打ち込み稽古」や「かかり稽古」で、様々な打突動作で常に左荷重から打てることが目標です。そして、それが無意識のうちに発現するようになると必ず競技力も上がってきます。

 大学生ですので競技力が上がらないとモチベーションが保てません。「打ち込み稽古」や「かかり稽古」で競技力が上がると実感させることが大切であると思います。

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