日本、コロンビアを破る金星(2018ワールドカップ初戦)
14日に開幕したW杯ロシア大会。19日までに各国が1次リーグ初戦を終えた。
FIFAランク61位の日本は同16位の格上コロンビアに2―1で勝利。数的優位を生かして“サランスクの奇跡”を起こし、W杯で南米勢から初勝利を挙げた。一方、FIFAランクトップ10のうち、白星スタートを切ったのは3位ベルギーと7位フランスのみ。1位ドイツが敗れ、南米の強豪ブラジルとアルゼンチンはそれぞれ引き分ける波乱のスタートとなった。
日本の決勝トーナメント進出決定の条件 H組は第1戦を終えて日本とセネガルが勝ち点3で並び、ポーランドとコロンビアが同0。日本は第2戦でセネガルを下して勝ち点6とすれば、最終戦を待たずに1次リーグ各組2位以内による決勝トーナメント進出が決まる可能性がある。
(写真は日刊スポーツHPより)
さて、試合の勝敗の他に、各国選手の身体操作に目を向けると興味深い。日本対コロンビア戦、私はボールコンタクト(キック)時から直後の体幹の動作傾向をみていた。日本選手はボールコンタクト時とその直後に、股関節が伸展し体幹が後傾する傾向にある。一方、コロンビア選手は股関節が屈曲傾向にあり、体幹が前傾します。胸が斜め下を向くような操作をします。
どちらがいいかとは一概にはいえないが、各国の身体動作の特性を観察するのもワールドカップの一つの観戦方法だ。