2018年08月31日

教えない勇気

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 先日は、生まれてはじめてのカヤックに挑戦。名古屋のセミナーを受講していただいた石田元子氏の元をたずねました。石田氏はオリンピック出場経験があり今も現役選手。私は「レジェンド」と呼ばせていただいたいます。

 参加メンバーは8人、私の他、東京のインストラクターの佐々木正明氏・名古屋のインストラクターの林俊治氏・高木俊文氏・大関朋子氏、そして大関氏のお子様3人。

 カヤックは思いのほか難しいものでした。カラダの支えがありません。午前・午後と約4時間悪戦苦闘しましたが、10メートルもまっすぐ進みませんでした。(笑)

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 しかし、悪戦苦闘する大人たちを尻目に、30分もすると自由に乗りこなしたのはちびっ子たち。石田氏によれば、例外なく子どもたちは短時間で要領をつかむのだそうです。引く力が弱い(ない)ので無意識に押すようになるとか。カヤックのコツは「押すこと」だとか。

 そして、ちびっ子たちと同様にカヤックを操っていたのがインストラクター最高齢の佐々木氏。1時間もすると少し上流の急流に挑戦していました。石田氏曰く「こんな人はじめてです、すばらしい」。

 講習後、中学校教諭でもある林氏としばしカヤック談義。

 子どもたちは何も教えなくても技を覚えていく。石田さんも必要なこと以外は子どもたちには言いません。ちびっ子たちは、パドリングやら、足に使い方、上半身の使い方を勝手に自然にやってしまう。おそるべき身体能力。大人になるにつれて身体能力をどんどん手放していく。子どもたちの身体能力を潰しているのは教えるのが大好きな大人かもしれません。

 指導者に必要なのは「教えない勇気」なのかもしれません。

一本歯(後歯)下駄