2009年06月25日

「二軸サッカー」全国大会(インターハ)へ

0621_a.jpg 数年前より「二軸サッカー」を積極的に取りいれていただいた、浦和南高等学校サッカー部が20日(土)、準決勝で勝利し19年ぶりの高校総体出場を決めました。

 埼玉新聞の記事によれば「前半12分に先制を許したものの、蒸し暑さの中、時間の経過とともに足が止まった相手とは逆に、動きはむしろ鋭さを増していった。」とのこと。

 後半は相手を圧倒。終わってみれば6−1で圧勝しました。

 浦和南は「赤き血のイレブン」の主人公玉井真吾のモデル永井良和氏を輩出した名門中の名門チームです。

 常歩(なみあし)研究会の中村泰介氏も何度も足を運び、二軸サッカーの講習会などを開催してきました。

 「二軸を個人で取り入れている選手は多いが、チームとしての全国大会出場ははじめてだと思う」と中村氏。

 浦和南高校サッカー部の全国大会出場は2001年の全国高校選手権以来、高校総体出場は1990年以来です。

 今年のインターハイ「近畿まほろば総体」は、8月1日開会式、2日より競技が開始されます。浦和南高校サッカー部に注目です。

浦和南高校の初戦が決まりました。

8月2日   浦和南(埼玉) 対 草津東(滋賀)  

        12:00 橿原公苑陸上競技場

 草津東高校は滋賀県予選決勝で野洲高校を1−0で破っての出場です。好試合が期待されます。両チームの健闘を祈念します

 浦和南高等学校は3−1で草津東高等学校に敗れました。しかし、浦和南イレブンの柔らかい動きに目をひかれました。両チームの皆さん、すばらしい試合をありがとうございました。

 

インターハイ『良県が主催です。8月1日開会式で、2日に第1試合が予定されています。

2009年06月03日

気鎮めの型・蹲踞(そんきょ)

 日本人のからだづかいを最も原型近く残しているのものの一つは相撲です。

 私たちも相撲の稽古の中から四股によるトレーニングを推奨していますが、先日相撲の専門家の方より蹲踞(そんきょ)について教えていただきました。

蹲踞2.jpg

 

@お尻とかかとが開いていると・・・あなたは足首がかたい。足首がかたい。足首がかたいと怪我(捻挫)しやすかったり、踏ん張れない、粘りがない、疲れやすい。

A膝の間が開いていないと・・・あなたは股関節がかたい。股関節がかたいと怪我(膝や足首)しやすかったり、横への動きが鈍い、粘りがない、疲れやすい。

Bあごの下・脇が開いていると・・・あなたは姿勢が悪い。姿勢が悪いと、体幹(腹筋・背筋)が弱い。字が汚い。上半身と下半身のつながりが悪い。踏ん張れない。 

2009年05月28日

二軸ライディング(09.05.28)

二軸ライディング.jpg業界きっての理論派ライダー【和歌山利宏さん】

 近年、スポーツ界で注目を集める「2軸理論」を取り入れた、最新のライテク理論を徹底解説したDVDです。CGアニメーション、全方向車載カメラを駆使し、バイクが「曲がるメカニズム」と「体の使い方」にポイントを置いて分かりやすく解説しています。

 ところで二軸走法ですが、非常にフォームがコンパクトになるようです。一軸の『どっこいしょ』スタンスからとてもクイックな走りに変わります。日頃のイメトレの方法から実際のライディングポジションまで詳しく説明されています。そういえば近年のスポーツ界では確かにこの理論を取り入れている理由が分かるような気がしますね。

 和歌山さんは、私(木寺)が赴任した奈良高専の卒業生です。DVDを拝見しました。すばらしいの一言です。荷重・抜重の理論はスポーツ界の比ではありません。スポーツ関係者・二軸関係者必見のDVDです。

2009年05月27日

「膝を抜く」とは(09.05.27)

 最近、膝を抜という動作にスポーツ界(研究も含めて)が注目するようになりました。

 この膝の抜については、「常歩の身体操作」のコーナーにもとりあげたのですが、スポーツ界での膝の抜き直後の地面反力伸張反射によって大きな力(筋力)を発揮するための動作であるととらえられているようです。

 私自身、著書などに膝をを書いてきましたので責任を感じています。

 しかし、膝の抜は多くの武術(武道)で伝わってきた身体操作です。

 膝を抜いて、その後の地面反力伸張反射を利用するというとらえ方(見方)では本質に迫ることはできません。

 膝を抜くという身体操作は、膝を抜いて重心がわずかに落ちる、または重心位置は変わらなくても足底屈曲(投手).jpgからの反力が減少する刹那(瞬間)に意味があるのです。

 その後の、地面反力伸張反射などの利用は付随的なものです。

  この原理は、多くのトップアスリートは無意識に利用しています。

 多くのスポーツでは、重心の上下動が行われています。

 例えば、野球の投手の多くは、プレート側の軸脚を投球動作の早い時期で屈曲させていきます。なぜでしょうか?。次の動作で軸脚を伸展させてその力を腕からボールへと伝えるためでしょうか?。

 軸脚の屈曲、その後の伸展動作のためだけではなく屈曲そのものに意味があるのです。

 この膝抜き(伐重)の原理は徐々に明らかにしていくことにします。

2009年05月17日

杉本明洋選手、5000M競歩で日本新記録

 二軸動作・常歩(なみあし) が世に出るきっかけとなった、京都大学(大学院)出身の杉本明洋選手(綜合警備杉本1.jpg保障(ALSOK)陸上部所属)が、東日本実業団陸上選手権(第1日・09年5月16日)の5000メートル競歩で日本新記録(18分56秒70)で2年ぶり2度目の優勝を果たしました。

 一度は森岡選手に先頭を譲った杉本選手は、1000メートル以上のロングスパート。一気に先頭を奪い返し差を広げて日本新のゴールを切りました。

 「18分台が出てしまった。実感はない。どの種目でも日本新を出したのは初めて」(杉本選手談)

 起床すると左足に痛みがあったらしく、自身でも驚きの結果だったらしい。昨夏の北京五輪、今夏の世界選手権とも代表入りできませんでしたが、ますます進化を遂げているようです。

 今後の活躍に注目しましょう。ご声援をお願いします。(写真は日本陸上連盟の公式HPより)

 

2009年05月08日

2軸感覚スイング

img0021.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 浜田節夫プロ(日本プロゴルフ協会ティーチングプロ)が『ニ軸感覚スイング』(毎日コミュニケーションズ)を発刊されました。

 2軸によるスイングは、以前、ニックファルド選手らを育てた名コーチのレッドベターが推奨して有名になりました。「アスレチックスイング」として日本も伝わりました。「アスレチックスイング」に限らず、一般的なスイング理論では、バックスイングからトップでは、右(軸)に乗るように習います。

 練習の際、ほとんどのゴルファーはゆっくりした動作でスイングイメージをつくりながら、ボールを打つときは速い動作でスイングします。これはプロでも同じ。

 しかし、実際の速いスイングでは右軸から左軸へを常に同じタイミングで行うことは至難の業です。「2軸感覚スイング」は、多少乱暴に言えば「左軸」のみの操作で行います。 この動き(感覚)を可能にするのが、バックスイングとダウンスイングで左の股関節を外旋位に保つことだと浜田プロはいいます。

 股関節の内外旋に着目することによって「2軸感覚スイング」が生まれたともいえるでしょう。

  (写真は『2軸感覚スイング』(毎日コミュニケーションズ)より)

2009年04月07日

2軸感覚スイング

2軸スイング.jpg 浜田節夫プロ(日本プロゴルフ協会ティーチングプロ)が提唱する『ニ軸感覚スイング』を体得するための実用書が発刊されました。

 愛媛県松山市を拠点に活動し、多くのアマチュアゴルファーから師事される浜田ティーチングプロが、これまで通説とされてきたゴルフ理論に真っ向から疑問を投げかけます。

 アマチュアゴルファーは、プロと同じスイングをしようとしても不可能。

 「合理的な身体操作を覚えれば、筋力がなくても飛距離は出せるし、ショットの方向性も安定する」と浜田プロ。

 

【著者略歴】 浜田節夫(Setsuo Hamada)
PGAティーチングプロ。日本プロゴルフ協会の福沢孝秋プロに師事し、競技生活の経験から得たスイング理論を、いよてつゴルフアカデミーにて指導中。京都大学の小田伸午教授らとともに身体操作を研究し、独自のスイング理論を構築。

詳しくは「毎日コミュニケーションズ」のHPをご覧ください。

http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-3049-3/978-4-8399-3049-3.shtml

2009年03月31日

つま先と膝が外を向く

2009ラグビー学会.jpg 

 江戸時代までの日本人は「歩き方」が違っていたと近年言われています。しかし、「歩き方」がそれほど異なるとは思われません。

 それより私は「立ち方」が決定的に変化したと考えています。

 上の3枚の写真を見てください。左の写真は三船久蔵師範と嘉納治五郎師範です。古流の形の一場面だと思われます。(月刊武道より)

 そして、右の上段は江戸時代末期の武士(『異国人から見たJAPAN』新人物往来社より)、下段は女性大工さんの写真(『幕末・明治のおもしろ写真』平凡社より)です。

 どの写真も、つま先と膝が外を向いています。ほぼ90度開いています。現在、このようなたち方をする人はほとんどいません。

 この「股関節外旋位」が基礎となって、さまざまな身体動作が生まれていたのだと思われます。

 これらの姿勢(立ち方)は、明治中期以降、前時代の古い身体文化として徐々に矯正されていったと思われます。

  

2008年12月17日

サッカープレー革命2 DVD超実戦編(カンゼン)

サッカープレー革命2.jpg

 常歩研究会 監修
 河端隆志/中村泰介/小田伸午 著

 待望の常歩(なみあし)・二軸動作のDVDが発売されました。

 常歩によるサッカーでおなじみの、河端隆志先生(大阪市立大学)・中村泰介先生(聖トマス大学)、そして小田伸午先生(京都大学)による共著です。

 サッカー実践者だけでなく、常歩(なみあし)・二軸動作に興味がある方々に是非みていただきたい内容となっています。

「ワールドクラスの選手たちのプレーは、パワフルでスピーディーな上に、その判断力が非常に洗練されている。だが、こうしたプレーは多くの選手にとって、可能なプレーなのだ。そのヒントとなるのが“二軸感覚”である。
日本が世界と互角に戦っていくために必要なのは、動作感覚を変えること。本書とDVD映像で紹介する二軸感覚トレーニングをこなすことで、ワールドクラスのプレーへの道が開かれていく。」

2008年12月06日

あごを出す(上げる) (2008/12/06)

 身体の部分を使って、状態や感情・気持ちなどを表現することがあります。例えば「頭がきれる」「肩を落とす」「腹がたつ」などなど。「身ことば」とか「からだことば」などと言うようです。

 その「からだことば」の中に、「あごを出す(上がる・上げる)」という表現があります。

 この意味は何でしょうか。今週は、会う方々に、その意味を聞いてみました。若い方の中には、知らない方もおられましたが、ほとんどの方は知っています。

 「あごを出す(上がる・上げる)とは、日本では「あきらめる」とか「仕事を途中で投げ出す」または「疲れた」状態をあらわします。

 ところが、英語では逆の意味になるようです。

 「Keep your chin up ! (あごを上げろ、出せ)」は、「しっかりせよ」とか「仕事にとりかかれ」「がんばれ」といった意味になります。あごを出すという「身ことば」が、東西ではほぼ逆の意味にになるようです。

 私の知り合いに、米軍の海兵隊員がいます。海兵隊の「アテンション=気をつけ」の姿勢は、「あごをすこし出して、お尻を後ろに引け」と指導するらしいのです。

 日本の「気をつけ」は、「あごを引け〜〜」といいますね。

「あごを引く」日本文化と「あごを出す(上げる)」西欧文化、とてもおもしろいです。

不動の姿勢.jpg

しかし、さらに興味深いのは、日本でも動作に適した姿勢は「あごを出す」ことだとする史料が散見されることです。  

 宮本武蔵の「五輪書」には「おとがいを出す」という表現があります。「おとがい」とはあごのことです。  

 また、戦前の軍事教科書にはあごを引いた「気をつけ」の姿勢ではなく、海兵隊の「気をつけ」姿勢に近い「不動の姿勢」が紹介されています。

 

一本歯(後歯)下駄