2010年09月02日

福田岳洋投手

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 先日、小田先生(京都大学)より、福田選手が一軍に登録された・・という連絡が入りました。 福田選手については昨年、記事を書きました。ご一読ください。

 彼は大谷高校から一浪を経て高知大学教育学部に進学、

2010年08月12日

日本人女性の脚

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  日本人の女性、特に若い女性の多くは、立位でつま先を内側に向けて立っています。女性向け雑誌などで「かわいい立ち方」とか「かわいい座り方」などの特集が組まれることもあるようです。

 ある調査によれば、これらの立ち方はアジアでも日本人女性が最も顕著だそうです。

 先日、小学校5年生の女の子(知人)の脚をみて驚きました。股関節が内旋傾向が著しいのです。

 本人に了解を得て写真を撮らせてもらいました。左の写真をご覧ください。両足をそろえつま先の向きを正面にしてもらいました。膝の向きに注目しください。内側に向いています。特に左の膝関節は45度内側を向いています。あやさ足2.jpg

 股関節が内旋で固まり、両膝がつかないO脚です。股関節内旋が原因による0脚は非常に多いようです。

 後日、彼女にいつもどんな座りをしているのか聞きました「ぺちゃんこ座り」です。この子の股関節内旋の原因はこの座り方だと思われます。

 股関節が内旋で固まれば、外旋が使えないだけではなく、膝の屈曲も動きとして著しく制限されます。日本人の女性の脚が心配だ〜〜〜〜〜。

2010年07月08日

空中戦の強さ(サッカーワールドカップより)・・・読売新聞より

kagaku20100706_02_l.jpg 読売新聞の連載「サッカーの科学」で、中村泰介先生(聖トマス大学)が空中戦の強さについて説明しておられます。

 ヘディングの強さで定評がある今野選手は「体の強さ、大きさはあまり関係ない。ポジショニング、跳ぶタイミング、落下点を予測する能力が必要」と語っているらしい。

 中村先生は、「ボールにタッチできる位置を確保するため、相手より前に陣取り、早く跳ぶこと。そして腕を広げて相手がジャンプする空間をなくすことが大事。それには、ボールの落下地点を予測する空間認知能力が求められる」と解説しています。。

 相手より早く跳ぶことによって「結果的に相手に乗っかるような動きが有効」といい、「腕を使って相手の体を押さえつけると、反則をとられる危険性もある。早く跳んで空間を先取りすれば、その後に跳ぶ相手選手に乗るような形になり、反則にならない」と説明しておられます。

 日本代表選手の平均身長は178・78センチで、2002年大会とほぼ同じです。日本サッカー協会によると、ある方法で測定した当時の選手のジャンプの高さは平均49・4センチで、フランス代表と比べ、身長とジャンプを合わせた高さは12センチ低かったそうです。

 ただ、単純な高さで決まらないのが空中戦の面白さです。

2010年06月10日

西海堂雑記−剣道「歩み足」のすすめー

 この動画をご覧ください。大日本剣道形の演武です。左は中山博道先生、右は高野佐三郎先生です。お二人とも昭和(戦前)を代表する剣聖(達人)です。剣道形は「歩み足」が主体なのです。

 先日より、剣道の左右自然体や足さばきについての記事を掲載したのですが、西海堂さんより、これまで(以前)地元の剣道連盟誌にご投稿された文章を送っていただきました。興味深い内容が随所に含まれておりましたので、その一部を抜粋し皆さんに紹介することにいたしました。

 是非ご覧ください。⇒ 「西海堂雑記−剣道「歩み足」のすすめ−」

              (投稿レポートコーナーからもご覧いただけます。)

 

2010年05月26日

カメルーンからの留学生・・・シュート

チャムチャムバスケ.jpg 放課後の体育館、カメルーンからの留学生が3ポイントシュートの練習を繰り返していました。

 彼については「留学生対決」「留学生(カメルーン)の骨盤」など記事を掲載してきました。

 彼からは色々なことを学ばせていただいていますが、なんと言っても骨格の違いは歴然としています。

 左の写真はシュートする直前の姿勢です。見事な骨盤の前傾姿勢です。

 これだけ骨格が違うと動作習得法そのものが異なると思います。

 彼はサッカーも大好き。私が近づいていきますと、「先生、韓国に負けたね〜〜〜」

 6月14日(月)はサッカーワールドカップの初戦、日本対カメルーン戦。彼は、半年前から「カメルーンが3対1勝つ」と宣言しています。

 ゲームはやってみなければわからない(笑)。岡田監督と日本選手の健闘を祈ります。

2010年04月30日

福島選手の腕振り

福島.jpg 昨日(29日)、織田記念陸上(広島ビッグアーチ)で、福島千里選手(21=北海道ハイテクAC)が女子100メートルで自身の持つ日本記録を0秒03更新する11秒21で3連覇を達成しました。

 今冬に肉体改造を行いパワーアップし48キロだった体重を50キロまで増加させたとのことです。

 福島選手の特徴の一つは、右腕の振り方にあります。ちょうど分かりやすい写真(読売新聞より)を見つけました。右腕を内旋させながら大きく右へ振ります。そして、前方へは外旋させます。右方向に肘を伸展させながら大きく振っています。

 この腕振り、実は女子選手のトップには多くみられるようになっています。昨年、奈良インターハイの陸上競技を観戦しましたが、陸上関係者の方によると、この腕振りを取り入れる指導者も増えてきているそうです。

 前進するには、左右の重心移動も必要だということかもしれません。

 

(2008年日本選手権決勝)

2010年04月26日

ツイスト打法??

 プロ野球のペナントレースも開幕から一ヶ月。セリーグではジャイアンツが首位を固めつつあるようですが、最近、プロ選手の中でも「ツイスト打法」というのが話題になっているようです。

 動画をご覧ください。からだの開きを押さえるために「腰を逆にまわる(まわす)」そうです。さて、なぜこのような動きになるのでしょうか。

 ツイストは、無意識のうちに出る動きです。実は、サッカーのキックでもあらわれます。例えば、中村俊輔選手のフリーキックは、頻繁にツイストがみられます。しかし、TVのインタビューで「腰をできるだけ右回りにまわすようにしている・・・」と語っています。 逆に腰を回転させる意識は皆無だと思います。

 「動きは、そうなるのであって、そうするのではない。」

 野球でツイストがあらわれるといわれる、阿部選手、イチロー選手、小笠原選手、サッカーの中村選手・・・・・共通しているのは「左」だということ。つまり、時計まわ回り(右まわり)の回転のときにあらわれる動きなのです。 

 ツイストは動きを知るにはいい題材です。

2010年02月28日

側対歩

側対歩.gif 馬の歩様は一般に「常歩(ウォーク)」・「速足(トロット)」・「駆歩(キャンター)」・「襲歩(ギャロップ)」の4種類といわれています。

  しかし、実際には6種類とも8種類ともいわれているようです。

 左は馬の「側対歩」 (WIKIPEDIAより)。「速足」は対角線の前後肢が同方向に動く、しかし「側対歩」は同側の前後肢が同方向に動くのです。

 日本に伝わる馬術では、この「側対歩」が重宝されたようだ。上下動がないので馬上で安定したといわれている。

 動物で言うと「ラクダ」「側対歩」であるくことで有名。

 「側対歩」「常歩」の変形(応用)とも考えられる。しかし、「常歩」より速い・・・・・。

 ユーチューブで動画を見つけました。

 馬の「側対歩」を考察すると、「順回転の常歩」も重要であると思います。

 現在、私たちが紹介しているのは肩が側方から見るとタイヤが逆に回るように動く「逆回転の常歩」しかしその逆の「順回転の常歩」もあるのです。

 トップスピードの連続動作を身につけるならば「逆回転の常歩」が有効、しかし日本の武術(武道)のように動と静を繰り返す動きには「順回転の常歩」が必要に思えてきました。

2010年02月21日

ボルト選手の左右差

 昨年(2009)の世界陸上でまたまた100Mの世界記録を塗り替えたボルト選手。彼の走りについて、ベースボールマガジン社の陸上競技クリニック(vol6)に貴重なデータが掲載されています。そして、元400mハードラーの山崎一彦氏(福岡大)が、左右非対称があたりまえ、という記事を書いておられます。

 9秒58(世界陸上ベルリン大会)のボルト選手の40歩のピッチとストライドの全データがグラフになってでています。(JISSの松尾氏の分析)。

 最初の左右合計10歩(最初の10歩)までは、右足のピッチが(右着地から左着地まで)4.5から4.7歩(毎秒)で、左足(左足着地から右足着地まで)が3.8歩(毎秒)から始まり、だんだん速くなり右足のピッチにトータル10歩目で追いつきます。ここまでで3秒かかっています。

 そのあとの17歩(最初から言うと27歩目まで)が、左右足とも4.5歩毎秒をキープします。最後の13歩ですが、あいかわらず最後までボルトの右ピッチは、4.5歩(毎秒)をキープ、ところが左ピッチは、ゴールにむかって徐々に低下し4.25歩(毎秒)くらいまで下がっています。

 ストライドは、8歩まで急激に伸びてゆきます。1歩目が1mの歩幅で、8歩目が2m35cmくらいまで直線的に伸びていきます。その後、17歩目まで、右左とも徐々にストライドが2.35mから2.75mまで伸びてゆきます。

 最後の13歩ですが、ピッチをキープする右足から左足までのストライドは、ほんのわずかにストライドを縮めて2.6mくらいを維持します。ピッチを急激に落とす左足から右足のストライドは2.9mくらいまで伸びてゆきます。

 文章では分かりずらいのですがイメージしてみてください。私はピッチの変化に注目しました。

 スタートからゴールまで、右のピッチ(右から左)は4.5~4.6歩(毎秒)であるのに対し、左のピッチ(左から右)は3.8~4.5歩と幅があります。このことは何を意味しているかというと、左に重心(基準)があるために、左から右へのピッチが変化するのだと考えます。

 右のピッチに変化がないのは、左基準であるために右から左に自然に(自重を利用して)もどっているためと思われます。

 左のピッチに変化があるのは、左基準ですから自在にピッチを調整できるからだとしているからだと思われます。これは走動作だけではなくて、ピッチが変化している側(この場合は左)に基準があるという共通点があるのではないかと考えられます。

 他の選手のデータが分かりませんのでなんともいえませんが、ボルト選手は本来200Mが得意ですから、このようなデータが明確にでたのかもしれません。

 それにしても、左右の違いがデータとして注目されたことは画期的なことだと思います。

2010年02月16日

フォアフット走法

 先日、気になる論文がネイチャーに掲載されたらしい・・・。

 シューズを履いたランナーの4分の3はかかとから接地する。しかし、裸足のランナーは、圧倒的多数がかかと接地せず、拇指球やそのやや外側で接地しているらしい。かかとを接地させない走りは、足(脚)への衝撃回避になると報告されています。

 最近、フォアフット(ストライク)走法を提唱している方々も多い。足の接地をかかとではなく、フォアフット(前足部)にするというもの。それによって膝・足関節などへの衝撃がやわらげられるというものです。

 フォアフットヒールコンタクトとどちらがいいのか?というような論争にもなってるようです。

 なんで、どちらかに決めたがるのかな〜〜、というのが私の感想。

 正しい歩き方や動き方などない・・・、という理由と同じで正しい接地方法などない、と思われます。

 正しいか正しくないか・・と考えると動きは難しくなる。その人(選手)に適している(合っている)か適していないか・・・。

 足・膝・股関節が合理的に機能すれば、かかと接地が有効。接地と同時か直後、足関節が背屈(屈曲)し膝関節が前方に送り込まれることができれば、かかと接地が可能となります。

 足関節と膝関節の屈曲は、股関節の外旋が条件となりますので、やはり常歩の外旋ストレッチが大切。

 股関節の内旋傾向が強い方は、かかと接地はブレーキになると感じるのかもしれません。フォアフット走法の方が動きやすいと感じると思います。 

 裸足のランナーといえば、オリンピックローマ・東京の両大会で金メダルを獲得した故アベベ選手、ユーチューブで動画を見つけました。

 アベベ選手は、典型的なヒールコンタクトのフラット走法です。動画の一コマを抜いてみました。右足接地の直前です。

 ヒールコンタクトとフラット走法を分けてとらえるのは乱暴。ヒールコンタクトで全身が上手く機能すればフラット走法に・・・・。 

abebe1.jpg 

 走動作で速度が上がっていけば、接地時間が短くなり、また体幹が前傾すればヒールコンタクトしなくなる傾向があります。しかし、その場合も前頸骨筋とハムストリングの収縮による膝の送り込みと体幹の乗り込みが重要

 そのようにとらえると、かかと接地は一つの象徴的(客観的)な事象で、総合的な身体動作の中で考える必要があります。

 そして、もう一つ足部の接地方法と関係がある重要な事項があります。それは・・・足部の骨のアライメントです。

特に「踵骨(しょうこつ)」と「距骨」の位置関係は重要です。  

記事「驚異のインソール」をご覧ください。

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一本歯(後歯)下駄
五動 新体操操作術
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