2011年08月11日

ザックジャパン韓国に圧勝

kagawa1.jpg ザックジャパンが韓国に圧勝した。札幌ドームで10日開催されたサッカーのキリンチャレンジカップで日本は韓国を3―0で制した。試合は前半35分、香川選手が相手DFをかわして右足でゴール。日本が球を支配しシュートを連打する中での先制点。後半には本田選手、再び香川選手がゴール。

 所用により帰りが遅く、ニュースでゴールシーンのみを拝見したが、香川選手の細かいステップは圧巻。現時点での日本代表ではその動きは群を抜いている感がある。そして、後半、本田選手と香川選手のゴールををアシストした選手の動きに目を奪われた。冷静な判断力、そしてピンポイントで合わせる技術。ご本人には申し訳けないが、昨日まで知らなかった。C大阪の清武弘嗣選手(21歳)。同チームでは、昨年のW杯前までは控え選手だったらしい。香川選手や家長選手の海外移籍でスタメンを獲得。今回、はじめてA代表に招集された。 メンバー発表まで、まさかA代表に選出されるとは本人も思っていなかったとのこと。

 日本代表の多くが海外でプレーする時代となった。海外のトップ選手とプレイすることで無意識に技術は伝達される。トップレベルの技術や技は、意識から意識へ伝達されるのではなく、「無」から「無」へ受け継がれるものだ。 昨日の日韓戦を見るかぎり、なでしこに続き、男子サッカーがW杯を獲得することも決して夢ではないと思えてくる。

2011年08月07日

スタジオ・・そこは「戦いの場」だった・・。

世界一受けたい.jpg

 8月6日(土)、日本テレビ「世界一受けたい授業」の収録にいってきました。午前11時ごろからリハーサル。リハーサルといっても約10分ほどの立ち位置の確認。当日は、2週分の収録があり、私の授業は最後。私と、MCの堺正章さん、クリームシチューの上田さんがおおよその流れを知っているだけで、生徒の皆さんは内容を知らないのです。つまり、MC、講師、タレント(生徒)のやり取りは、ほぼすべてアドリブ。和気あいあいの中に、緊張感があふれる「真剣勝負」の舞台でした。約50分の授業、MCやタレントの皆さんの、言葉やリアクションの見事さに関心しながら無事終了。

 今回の授業の内容は「アナタは内ひじ?外ひじ? 負担軽減!けがをしないカラダの操縦法」というもの。難しい言葉を使わず、上腕の内外旋を「内ひじ、外ひじ」と表現しました。上腕とともに股関節の内外旋にも言及。放送は9月17日(土)午後7時56分〜8時54分。是非、ご覧ください。

2011年08月03日

奈良高専吹奏楽部定期演奏会

 動画ソフトなどの不具合で更新が遅れていたのですが、先日(7月29日)、奈良高専ブラスバンド部の定期演奏会を観戦してきました。昨年も観戦させていただいたのですが、私の目当ては第3部のマーチング。マーチングは重い楽器をを保持しながら移動するために、独特な歩き方が必要になるようです。前進は「踵(かかと)」をしっかり踏んでつま先を浮かせます。後退は逆につま先を踏みます。重心の上下動をなくすために膝の屈曲をほとんど使用しないことも特徴的だと感じます。今年は動画を撮ってきました。多少長いですがご覧ください。(約20分)

 このように特殊な歩法のためには、そのためのシューズが必要だと思い、部員のシューズをこっそりとのぞいsuperdrillmaster.jpgてみると、やはり踵部が大きくカットされたシューズを履いていました。調べてみますと、マーチング専用のシューズがあるんですね〜〜。写真は、「ドリルマスター」という米国製のマーチング専用シューズです。

 歩行はその目的によって様々。やはり、「正しい歩き方はない」といっていいでしょう。

2011年07月17日

豊橋技術科学大学武道部創立10周年記念演武会

 朝から車をとばして、豊橋へ。豊橋技術科学大学武道部の演武会で常歩剣道を披露いたしました。約2時間弱の演武は壮観そのものでした。

 演武会の後は、創立10周年の記念パーティー。写真は、中森師範と私です。中森先生とは、知り合って1年半くらいなのですが、とても不思議な魅力がある方です。何となく、惹きつけられる・・・。 

 最後は、全員で記念撮影。卒業生も全国(海外)から参加されて、盛大な演武会とパーティーになりました。

 中森氏の空手指導方法は「試合をしないこと」。武道が相手を倒すための技術になったのは、つい最近のことだと思われます。それまでは、長い間、自らの気を錬ることが目的であったと考えられます。気を錬る目的は、相手を殺傷するための手段ではなく、それだけが独立した目的であったのかもしれません。中森先生の指導の理念と方法に、将来の進むべき武道教育のすがたがあるのかもしれません。

2011年06月04日

「しない(竹刀)」の操作

 「錯覚のスポーツ身体学」の中でも触れさせていただいたのですが、現代剣道の「動作」は合理的ではない側面があります。それは、しない(竹刀)を日本刀の代用としていること。私はこれを「日本刀代用論」と言っています。

 しない(竹刀)での動作(技術)は、断じて日本刀のそれではないと考えています。私は、以前からそのことを雑誌などでも提唱してきました。多くの剣士が誤解していることは、「日本刀代用論」を否定すると剣道から日本刀の特性が消失すると考えていることです。しかし、逆なのです。しない(竹刀)の合理性を求め、その中に日本刀の特性を「規則(ルール)」として包含させなければ、日本刀の特性は消失してしまうのです。逆説的ですが、しない(竹刀)での技術や動作を求めることによって日本刀の特性が受け継がれていく考えています。

 このごろ、土曜日は奈良高専の近くの中学校の合同稽古にうかがっています。とてもご熱心な先生がいらして、初心者にしない(竹刀)での合理的な技術を教えておられます。先生は、実際に打突するときに「大きく振りかぶって振り下ろす」というご指導をされません。両手(拳)を一直線に打突部位(面)に突き出すように教えられます。ご指導を拝見していると、面も小手も「突き」の応用として動作を伝えておられるようです。本日の稽古でも非常にユニークな指導をされていました。下の動画をご覧ください。

 よく見てください。初心者が振っているのは、しない(竹刀)ではなく倍の長さほどの竹の棒です。そして、竹の先に色テープを巻いています。長い竹を振ると、手の内の操作によって、しないよりも大きく剣先(竹の先)が動くために、しないを速く振る動作を容易に体得することができるそうです。手前で打ち込み台を打っている生徒を見てください。左の膝を曲げる(屈曲させる)ように指導されています。

 初心者の元立ちをしている女子生徒二人(手前)は、まだ剣道をはじめて一年ほどの初心者だそうです。とても初心者とは思えない「しないさばき」を見せてくれます。

 指導者の先生は、昨年の奈良高専の公開講座にお見えになったことがきっかけで交流がはじまりました。先生ご自身も、県の代表として大会に出場されている実力者です。毎回、稽古はもちろんですが、先生の指導方法を拝見するのが楽しみになっています。

2011年05月14日

浜田プロと・・・・・

 「2軸感覚スイング」でおなじみの浜田節夫プロから電話がありました。

「GWの記事をアップしました・・・・木寺先生のスイングも載せました〜」

 昨年のPGAティーチングプロ選手権(シニアの部)で優勝された浜田プロはPGAのHPに22回(1年間)のブログ記事を書いておられるそうです。是非、ご覧ください。

 実は、GWに浜田プロとお会いして、ゴルフの練習場へ行ってまいりました。昼は、ゴルフ、夜はバーベキューで一杯やりながら、ゴルフ談義です。今年の正月以来の再会でした。今回もいろいろと貴重なお話を聞かせていただきましたが、アマチュアのスイングについて「10球のうち5球当たるスイングを、何万回繰り返しても、10球のうち5球しか当たらない」と話されていました。なるほど・・・。

 浜田プロに最初にゴルフを教えていただいたのが、4年ほど前です。最初に教えていただいたことは「スイング中、胸はずっと斜め下を向く」ということ。一般のアマチュアは、インパクト前後から胸が斜め上(ボールの飛行方向)を向くと思います。しかし、浜田プロの教えは、フィニッシュまで胸が斜め下(地面)方向を向く感覚を持つということ。この感覚は、どうも日本人ゴルファーにはとても大切な感覚のようです。骨盤が後傾している日本人が、欧米の理論でそのままスイングすると骨盤が早く後傾してからだが起き上がってしまいます。下の動画は、先日のスイングです。チューブを使った左右の腕を外旋させる練習法も見られます。最後のアマチュアのスイングはご愛嬌です。(笑)

2011年03月19日

奈良高専平成22年度卒業式

 毎日、震災のニュースや映像に心を痛めております。福島原発も、まだ予断を許さない状況です。そのような中で、本校(奈良高専)の卒業式が挙行されました。

 

 全国の高等専門学校でも、東北地方の3校で卒業式が取りやめになったそうです。

 

 在校生代表の送辞は、このブログでも何回かお伝えした、カメルーンからの留学生が行いました。彼に関する記事をご覧ください。流暢な日本語と得意の英語を混ぜて、素晴らし送辞でした。

 さて、震災の影響で、ほとんどのスポーツ大会等が中止になっています。毎年、当たり前のように繰り返されてきた行事が中止になっています。3月11日以来、ほとんど何も手につきません。一刻も早い復興を祈るばかりです。

 

2011年03月12日

鳥取砂丘へ

 東北・関東地方で巨大地震が発生、亡くなられた方々、ご遺族、また被災された方々には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 

 さて、明日の講習会に備えて、鳥取に移動しました。中国道を西へ、佐用JCTから鳥取自動車道へ。鳥取へは、何回かうかがっているのですが、鳥取自動車道を利用するのははじめてでした。対面道路ですが交通量も少なく快適に走れました。

   すこし、早く鳥取に到着しましたので、鳥取砂丘まで足を伸ばしました。津波注意報の影響で海には近づかないように、アナウンスがあっていました。

2011年02月22日

池田コーチ壮行会

 昨日(21日)は、昨季まで浦和レッズで育成部門のコーチをされていました池田誠剛コーチを京都にお招きして、ささやかな壮行会を開催いたしました。池田コーチは、今季より韓国サッカー協会と2年契約を結んでおられます。韓国協会が日本人指導者と正式にコーチ契約を結ぶのは初めてとのこと。2003、04年にJ1を連覇した横浜Mを支えた池田氏は、その後、韓国Kリーグの釜山や09年のU−20W杯(エジプト)で韓国の臨時コーチを務め、その手腕が韓国側に高く評価されていました。今季からは、ロンドン五輪出場を目指す韓国のU−22(22歳以下)男子代表、今夏にコロンビアで開催されるU−20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場するチームで、選手のコンディション面や体力トレーニングを担当するフィジカルコーチに就任されます。

 午後より、池田氏の日韓のサッカー比較論を興味深く拝聴しました。そのほか、大阪市立大学(特任講師)の福田早苗先生にスポーツと疲労について、さらに聖トマス大学の中村泰介先生より、フランスやスペインの少年サッカー指導法についてお話をしていただきました。ありがとうございました。

 

 研究会の後は、壮行会。上の写真は、池田誠剛コーチ(左)と大阪市立大学の河端隆志先生(右)。河端先生は、「サッカー選手なら知っておきたい『からだ』のこと」の著者のお一人です。
 壮行会も宴たけなわ・・・、するとうめき声が・・・。小山田氏が治療らしきことを・・・。「良ちゃん、こっちむいて〜〜」・・得意満面の笑み(笑)
 治療を受けておられたのは、今年の全国高等学校サッカー選手権大会で、“京都のバルサ”旋風を巻き起こし準優勝を果たした京都府立久御山高等学校サッカー部の松本悟監督。松本監督は、約30年前に久御山中学に赴任。そこから地域にバルサ型パスサッカーを浸透させてきたことで有名です。治療の後、しばらく横になっている松本監督のむこうは、聖トマス大学の中村泰介先生。河端先生とともに「サッカーなら・・」の執筆者です。 サッカーを中心に、貴重な話をお聞きすることができました。池田コーチ、松本監督のますますのご活躍を祈念いたします。みなさん、ありがとうございました。 
2011年02月13日

日本はきもの博物館

 広島県福山市にある「日本はきもの博物館」へ行ってきました。きっかけは、10日ほど前に、「草履(ぞうり)」・「草鞋(わらじ)」などの写真を分けていただこうと思い電話をしたこと。「うちは写真撮影自由ですから、おいでになって好きな写真をおとりになったらどうですか」・・・・というわけで、写真撮影にうかがいました。たぶん、日本で最も多くの履物を展示してある博物館だと思います。 最近、草履・草鞋・足半などの日本の伝統的履物と、動きの関係を考えています。その中に、武術などの動きの基礎があるように思います。そして、それらの履物を着用したときの動作は、現代人がそれらを履いたときのものとは全く異なると思えてきました。しばらくは、それらの履物から歩行や動作を考えてみたくなりました。

メキシコオリンピック、マラソン競技銀メダルの君原選手のシューズです。

一本足打法の元祖、王貞治氏のスパイクです。
一本歯(後歯)下駄