2010年03月27日

嬉野⇒呼子⇒七山

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今日は常人歩人氏(小山田良治氏)と車中で「二軸・常歩」の情報交換しながらドライブ。最初の目的地は呼子。まずは「かべしま」で食事。

「かべしま」は、呼子の加部島の先端にある「活魚料理店」です。呼子のイカは食べつくしましたが、ここより美味しいお店はまだ見つけておりません(笑)。小山田さんとお伺いするのも2回目です。

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左は「イカの活きづくり」です。「イカ」は非常にストレスに弱い生き物で、移動させるととたんに鮮度が落ちてしまいます。今日は「やりイカ」です。こりこり感がたまりません。右は、「かべしま名物」・・・私の一押しの「イカチーズコロッケ」。

「かべしま」の絶品料理を堪能いたしました。

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食事の後は観光へ・・・。左は、名護屋城跡から望んだ玄界灘。

「太閤が睨みし海の霞かな」の碑が立っていることで有名。

 呼子は豊臣秀吉が大陸進出を企てたときに前線基地として、大掛かりな城(名護屋城)を建立したところなのです。名護屋城の本丸から3km以内の範囲に全国から集められた大名が陣屋を構え、その数は120余にも及び、16万人余の武士が生活していたといいます。現在は、城跡とりっばな「名護屋城博物館」があります。

右の写真は、呼子から車で30分ほどはなれた七山村の観音の滝。福岡に在住しているときにはよくいきました。落ち着く場所です。

七山村から三瀬峠を超えて福岡市に入り、小山田さんと分かれました。楽しい車旅でした。 小山田さん、ありがとうございました。

2010年03月27日

嬉野へ・・・

uresino.jpg 1年半ぶりの嬉野。前回も「講習会」でうかがいました。ちょうど、北京オリンピックの時期だったことを思い出します。

 午後3時過ぎに和多屋別荘に到着。古い街並みになぜかゆったりした気分になります。左は和多屋別荘から眺めた嬉野です。uresinooyammada.jpg

 午後8時から「二軸講習会」でした。今回は、小山田さん(五体治療院代表)、中村泰介先生(聖トマス大学)、私の3名で行ないました。

 前半は「二軸動作」の一般的な内容、後半は「水平感覚」。その後は、開脚のトレーニング法など・・。

 充実した2時間を過ごさせていただきました。鳥栖(佐賀県)から「サガン鳥栖」のコーチ、吉田恵氏もかけつけてくれて、講習会後は懇親会で盛り上がりました。

 嬉野の皆さん、また機会がありましたらお会いしましょう。 

2010年03月18日

錬成大会

錬成大会.jpg 昨日(17日)と本日(18日)は高専剣道錬成大会、全国から20チーム以上が参加して試合をする。多くのチームと試合また試合。2日間で20試合。本校(奈良高専)は明日卒業式のため本日までの参加だが、他のチームは明日の午前中まで試合をする。

 このように数多く試合する大会は、高等学校で盛んである。各チームの試合を見ていると「技前」がほとんどない。これは、現代剣道の特徴なのでいたし方ないのか?。

 本来、武道(武術)は命のやり取りを前提としていた。ひとたび戦えばどちらかが命を落とすか致命傷をおう。よって、本来の武道(武術)は、戦う前に相手の力量を推し量る能力が要求された。つまり、打つ前(「技前」)に相手を見切るということ。このことが武道(武術)の特性の一つだ。

 しかし、現在の剣道には「技前」がない。これは初心者から高段者まで同様な傾向にある。試合(打突)中心になった証拠だ。ある程度の実力になれば、立ち会えば勝ち負けは分かる。打ち合わなくても分かるのです。一本を決めなくてもその前に優劣はお互いに分かっている。

 打突(打つ)が出るまでが武道(武術)の本質だと考えられます。 


2010年03月14日

第4回身体開発研究会

 第4回身体開発研究会を開催しました。身体に関する様々な事象を二軸動作にとらわれずに幅広くとりあげようと考えております。今回は4回目。

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  前半は、堺市(大阪)で治療院を開院されている松川宗貴さんを中心に、誰にでもできる「からだの診かた」と「股関節・肩甲骨の調整方法」を伝授していただきました。皆さん、二人一組で熱心に勉強。

 後半は、立命館大学産業社会学部の原尻英樹先生による「合気道」「空手」に関する発表。現在伝わっている武道(武術)の技は本来のものではない。明治から大正にかけて、多くの武道(武術)はその姿を変えていきました。柔道や剣道には本来の技(技術)はほとんどのこされていないのが実情。合気道・空手の一部流派にその技が残されています。それらの身体操作の基礎となるのが「二軸・常歩」だと思われるのです。これらの課題は、今後研究会でも取りあげていこうと思います。

 原尻先生は「心身一如の身体づくり」を発刊されています。

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 研究会後は懇親会。小山田良治氏(五体治療院代表)や三ツ井滋之氏(アシックス)にも駆けつけていただいて楽しい話で盛り上がりました。

 次回は、豊橋技術科学大学の中森康之先生に「逆説の武道」という内容で発表をお願いしています。武道(武術)は歴史的に、武術・スポーツ・教育(人間形成)・芸術など多くの要素が含まれています。武道(武術)を掘り下げると身体操作の礎にたどり着けるかもしれません。

 次回開催はまだ未定です。決まり次第お知らせします。


2010年03月09日

留学生対決

 このブログでカメルーンからの留学生のサッカープレイをアップしました。

 先日、体育教員室を出ると彼がバスッケッとボールに興じていました。1対1のデスマッチ(笑)。相手は日本人学生ではありません。マレーシアからの留学生。まさしく留学生対決です。

 二人のからだ使いを見てみましょう。胸の開閉が全く異なります。カメルーンからの留学生は、プレイ中胸が閉じません。胸が閉じないので常に骨盤が前傾しています。一方、マレーシアからの留学生は胸が閉じている。日本人学生と同様な傾向にあります。対照的なプレイスタイルです。
2010年03月04日

蜜息だったのか〜〜

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  先日、ある方から「先生はどのような呼吸法ですか?」とたずねられました。

 「逆腹式呼吸だと思います・・・」とお答えしました。

 「思います・・・」というのは「ちょっと違うかな〜〜」と感じていたからです。

 左は尺八奏者の中村明一氏。中村氏が「『蜜息』で身体が変わる」という本を出されています。彼によれば呼吸は、「腹式呼吸」「胸式呼吸」「逆腹式呼吸」「蜜息」の4種類。「腹式」と「胸式」はご説明しなくてもいいと思います。「逆腹式」は「腹式」の逆で吸うときにお腹が引っ込み、吐くときに膨らませる呼吸です。

 私の呼吸は少し違って、吸気では「腹式」と同様に膨らませて呼気ではさらに腹圧をかけるようにします。この呼吸法を「蜜息」というのだそうです。

 私たちは剣道で「垂」を巻いて常に腹圧をかけます。その腹圧が一定になるようにします。これは日本人の呼吸法で和服を身につけたときにはだけない呼吸です。深層の筋肉を使って横隔膜の上下だけで呼吸する方法だそうです。

 実は、彼の著書をまだ拝読しておりません。明日、早速購入してみます。呼吸と骨盤や歩きなどの関係にも触れておられるようです。

2010年03月03日

武道の必修化・・・?

 昨日、ある武道に関する論文を拝読していました。テーマは「武道の必修化」について。最近、武道に必修化が話題となっているのです。(多くの人は知らないかも)

 2011年度から、中学校で武道(柔道・剣道・相撲・弓道・・・)が必修になります。目的は、礼儀や公正な態度および伝統文化に触れる機会を広げることらしい。武道における教育を語るときに、必ず第一義的にでてくるのがこれらのお題目。

 実は、私たちが見慣れている武道(柔道や剣道など)は本来の武道(武術)の姿ではありません。ご存知のように武道(武術)の近代化の歴史には2回の断絶があるのです。一度目は明治維新、二度目は第2次世界大戦の敗戦です。

 明治維新後の「武士道」的精神性をまとった武道も、敗戦後のスポーツとして復活を許された武道も、その本来のものではないのです。ここが肝心。

 「武道」の目的とされる「礼儀」や「伝統的文化」は戦前のそれをイメージしているように思えてならないのです。

 しかし、本来私たちが回帰すべき武道(武術)は、「武士道」という鎧をまとったものではなく、それらを脱ぎ捨てた武道(武術)ではないのか。

 戦前と同様に、維新前の武道(武術)が「忠君」イデオロギーなどをかかえていたと考えれば、これからの武道(武術)は過去への回帰ではなく、全く新しい武道(武術)なのかもしれません。その目的とするものは、武道(武術)の中核である技の洗練とそこから生み出される心法だと思われます。

 武道(武術)による人間形成(教育)とは、礼儀などの「統一化された行動様式」の習得ではなく、合理的身体操作(技)により内面の向上を目指すものだと思えてきます。

2010年02月22日

SSKコンディショニングセミナー

近鉄.jpg 昨日は、午前10時ごろから近鉄奈良線で大阪に向かいました。ホームに車両が入ってびっくり、奈良公園の紅葉と鹿のデザイン。

 上本町で小山田さんと合流、大阪国際交流センターで開かれました「SSKコンディショニングセミナー」に参加させていただきました。講師は小田先生と小山田氏、今回のテーマは水平感覚。最近、常歩(なみあし)研究会が提案している感覚です。

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 水平感覚とは、私たちが動作をするときに最も大切な感覚と動き。

 まず、左右の目を水平に保つこと。これらの教えは武術などに受け継がれていて「鼻筋を直に保つ」とか「二目平視」などといわれています。

 この水平感覚を実現するためのトレーニングも紹介されました。徐々に水平感覚が知られることになると思います。

 セミナー後は、SSKの古賀さんにおいしい中華料理をご馳走になりました。詳しくは常人歩人氏のブログへどうぞ。

2010年02月18日

留学生(カメルーン)の骨盤

 何度が、本校(奈良高専)に、カメルーンからの留学生がいることは紹介してきました。今日の授業で、彼のサッカープレイを動画にとりました。

 昨年4月から、彼の身体に注目しているのですが、日本人にはない特性はやはり骨盤の前傾です。

 (動画掲載に関しては本人の承諾あり)

 彼が日本人の学生の中に入ってバスケットボールやサッカーをしていますと、全くからだづかいが違うことに驚かされます。

 スポーツは好きなのですが自国では一般的な青年だと思います。動画をよく見てください。動きの中で骨盤の前傾を保つことがとても上手い。もちろん後傾することはあるのですが、一瞬にして前傾に戻ります。

 日本人と何が違うかと見ていますと、骨盤が後傾しても胸が閉じません

 彼を見るたびに、日本人の身体特性は明らかにあるのだと感じます。日本人のための技術やトレーニング法が必要だと思います。

2010年02月11日

大和ミュージアム

休日を利用して呉の大和ミュージアムへ。

一階のフロアには10分の1の戦艦大和が展示されています。また、隣のフロアには、零式戦闘機なども・・。
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常歩研究会では、戦闘機について論議したこともあるのです。
日本と欧米(米国)の戦闘機開発の違いをお聞きするととても興味深い。
例えば、当時日本が誇った戦闘機ゼロ戦」は徹底的に軽量化が図られていました。そのために、パイロットを守る甲板が座席後部に無いのです。
 
 開戦当時から、報告されていたにもかかわらず「パイロット諸君は自らの命を最優先に考えるとは情けない」という参謀会議の決定から、改良されなったといいます。
 
 一方、米国は、墜落したゼロ戦を本国に持ち帰り、解体して徹底研究し、後にゼロ戦も歯が立たないといわれたグラマン・トムキャットを開発しました。しかし、それはゼロ戦のように軽量化するのではなく、反対に大容量のエンジンを持たせ、しかも座席後部に頑丈な装甲板を配置した機体だったそうです。

 

 日米の文化や考え方の違いを知ることも大切だと感じた一日でした

一本歯(後歯)下駄