2010年05月27日

アジア大会なのに・・

igo1.jpg 先日「スポーツ大会なのに・・」の記事をを掲載しましたが、タイミングよく囲碁がアジア大会の正式種目に採用された報道がありました。

 中国・広州で今年11月に開催されるスポーツの第16回アジア競技大会(アジア大会)で、囲碁が正式種目になりました。日本の棋士が初めて本格的なスポーツ大会に出場することになります。

 今回、囲碁は開催国・中国の意向で採用されました。すでに正式種目になっていたチェス競技枠の中に、囲碁、チェス、中国将棋(象棋〈シャンチー〉)の3ゲームが行なわれます。

 選手派遣には日本オリンピック委員会(JOC)への加盟が必要で、日本棋院と関西棋院、日本ペア碁協会の国内3団体が加盟へ向けた統一組織づくりを急いでいます。

 大会では、団体戦の男子(5人制)と女子(3人制)、男女が交互に打つ混合ダブルス(ペア戦)の3種目が行われます。それにしてもダブルスの囲碁とはイメージがわきません。

 囲碁は日本では文化と位置づけられることが多いが、国際的には「頭脳スポーツ」という言葉も定着しつつあるらしい。また、今回出場する棋士は陸上選手などと同様、ドーピング検査を受けることになります。

 日本選手・・この表現もイメージがわかない(笑)・・の健闘を祈念しましょう。

2010年05月20日

スポーツ大会なのに・・

 今日は本校(奈良高専)のスポーツ大会。昨年はインフルエンザの影響で中止、今年もあいにくの雨模様でしたが実施されました。午前中、図書館前広場が賑やかでした。近づいてみると「金魚すくい」。

金魚すくい.jpg

 奈良高専がある大和郡山市は金魚の名産地です。毎年「全国金魚すくい選手権大会」が盛大に開催されています。

 スポーツ大会ですが、バスケットボール・サッカー・バレーボール・バドミントンのほか、「金魚すくい」や「百人一首」も行なわれます。スポーツ大会なのに・・・・?。しかし「スポーツ」という用語、日本ではとてもあいまいに使われています。授業でプリントに色々な競技などを書いて「スポーツと思うものに〇をつけよ」と質問しますと、「ダーツ」「散歩」「将棋」「チェス」などにも〇を付ける学生がかなりいます。

 実は「チェス」は2006年のアジア大会(ドーハ)から正式種目になっているのをご存知でしょうか。スポーツの語源をたどれば「仕事をはなれて気晴らしをする・・・」という意味にたどり着きます。近年の「競技スポーツ」は遊び心を忘れているのかもしれません。 

2010年05月04日

石山寺縁起(巻第一)

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今日も車旅、大阪から琵琶湖方面へ。名神高速の渋滞をさけて京滋バイパスから瀬田を抜けて琵琶湖へ。写真は、道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」から望んだ琵琶湖大橋です。

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途中で立ち寄った滋賀県立琵琶湖博物館で気になる絵画が・・・。石山寺縁起(巻第一)にある石山寺改修のようすです。材木を運搬しているのですが、左自然体の姿勢のものだけが、右石山2.jpgつま石山3.jpg先を後方に向けています(前から3番目と後方から2番目)。

観光に行くとついつい、当時の人がどのように描かれているかが気になってしまいます。

下の写真は、左自然体(左半身)の作業者を拡大してみました。右自然体(右半身)のものとは明らかに後方に位置する脚の膝とつま先の向きが異なります。

やはり、左右股関節にはさらに秘密が隠されているのかもしれません。 

2010年05月02日

外八文字歩き

 京都太秦の映画村へ。とにかく人が多い。しかし、私にとっては多くの「歩き」を観ることができるので楽しい。昔は、わざわざ遊園地などに行きベンチに何時間もすわり観察していました。ほとんど、あやしいおじさん状態。(笑)

 さて、映画村で花魁(おいらん)道中を見ることができました。

 花魁道中での歩き方は「八文字歩き」といい、詳しくは「内八文字歩き」と「外八文字歩き」があったらしい。現在は「外八文字歩き」が伝わっているようです。現在、各地の行事などで見られる「外八文字」歩きは多少誇張されているとに説もあります。

 よく昔の日本人の歩き方が話題になりますが、実に多用な歩き方をしていました。意識的にも無意識的にも「歩き」を使い分けていたと考えられます。さらに、職業や身分などが「歩き」を見れば判別できたとも言われています。
 歩きについてはさらに考察が必要であると思われます。
2010年04月07日

スポーツスタッキング

 今朝、「みのもんたの朝ズバッ」を見ておりましたら、「スポーツスタッキング」の日本代表の男の子2人が出演していました。「スポーツスタッキング」とはカップを積み上げて崩し、そのタイムを競うシンプルな競技。誰でも一度はテレビなどで見たことがあると思います。

 1980年ごろ、アメリカの子供たちが紙コップを重ねて遊んだことが始まりだとされています。今年の動画がなかったのですが、2008年の日本大会ダイジェスト版を見つけました。

 

 日本記録と世界記録にはまだ開きがあるようですが、この競技は実は全身を使ったゲームです。上肢が高速に動く競技は、かならず抜重が使われています。スポーツスタッキングの抜重は「沈み込み抜重」・・・ほぼ静止状態から膝をわずかに抜いて抜重します。とても武道(武術)的です。

 それともう一つは目線・・・上手い選手は「下方視野」と「周辺視野」を使っているように思います。武道系の方はスポーツスタッキングいいトレーニングになるかもしれません。挑戦してみては・・・。

2010年03月29日

警察学校へ

宮崎卒業.jpg 昨年の5月下旬、久留米高専卒業生から電話。

「先生、県警の採用試験受けてみようと思うのですが・・・・33歳までなので今年が最後のチャンスなんです。」

「・・・・・・・」(絶句)

「だって、体力テストがあるだろう・・大丈夫か?」

「それで、反復横とび教えてもらえませんか」

「じゃあ、京都で待ち合わせるか〜〜〜?」

 彼は、学生時代は学生会会長、私は学生会の顧問でした。それからすでに16年の付き合いです。

 京都駅前のファミレスの駐車場で反復横とびの練習・・・ほとんどできませんでした。彼は体育は苦手、採用は難しいだろうな〜〜、と思っていましたら後日電話が・・・。

「先生、受かりました。」「・・・・・・・・」(またまた絶句)

「9月末日まで働いて、10月1日から入校します。」

「そんな無謀なことするな、学校は厳しいぞ〜〜、8月で仕事やめて一ヶ月はとにかく走れ・・・」

9月初旬にまた電話が・・。

「先生、走ってます」

「どのくらい?」

「日に3キロ」

「あほ〜〜、20キロは走れ〜〜」(笑)

 このほど無事卒業するとの連絡を受け、卒業式に出席させていただきました。

 人生は分からないものですね、彼が警察官になろうとは・・。しかし、今から思うと、人に奉仕するという信念が常にあったようです。ますますのご活躍を祈念いたします。

 式の途中、彼らの足元に自然と目が・・・・(悲しい性・・笑)、前進の一歩目は必ず左足から・・・・・・。

 

2010年03月27日

嬉野⇒呼子⇒七山

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今日は常人歩人氏(小山田良治氏)と車中で「二軸・常歩」の情報交換しながらドライブ。最初の目的地は呼子。まずは「かべしま」で食事。

「かべしま」は、呼子の加部島の先端にある「活魚料理店」です。呼子のイカは食べつくしましたが、ここより美味しいお店はまだ見つけておりません(笑)。小山田さんとお伺いするのも2回目です。

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左は「イカの活きづくり」です。「イカ」は非常にストレスに弱い生き物で、移動させるととたんに鮮度が落ちてしまいます。今日は「やりイカ」です。こりこり感がたまりません。右は、「かべしま名物」・・・私の一押しの「イカチーズコロッケ」。

「かべしま」の絶品料理を堪能いたしました。

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食事の後は観光へ・・・。左は、名護屋城跡から望んだ玄界灘。

「太閤が睨みし海の霞かな」の碑が立っていることで有名。

 呼子は豊臣秀吉が大陸進出を企てたときに前線基地として、大掛かりな城(名護屋城)を建立したところなのです。名護屋城の本丸から3km以内の範囲に全国から集められた大名が陣屋を構え、その数は120余にも及び、16万人余の武士が生活していたといいます。現在は、城跡とりっばな「名護屋城博物館」があります。

右の写真は、呼子から車で30分ほどはなれた七山村の観音の滝。福岡に在住しているときにはよくいきました。落ち着く場所です。

七山村から三瀬峠を超えて福岡市に入り、小山田さんと分かれました。楽しい車旅でした。 小山田さん、ありがとうございました。

2010年03月27日

嬉野へ・・・

uresino.jpg 1年半ぶりの嬉野。前回も「講習会」でうかがいました。ちょうど、北京オリンピックの時期だったことを思い出します。

 午後3時過ぎに和多屋別荘に到着。古い街並みになぜかゆったりした気分になります。左は和多屋別荘から眺めた嬉野です。uresinooyammada.jpg

 午後8時から「二軸講習会」でした。今回は、小山田さん(五体治療院代表)、中村泰介先生(聖トマス大学)、私の3名で行ないました。

 前半は「二軸動作」の一般的な内容、後半は「水平感覚」。その後は、開脚のトレーニング法など・・。

 充実した2時間を過ごさせていただきました。鳥栖(佐賀県)から「サガン鳥栖」のコーチ、吉田恵氏もかけつけてくれて、講習会後は懇親会で盛り上がりました。

 嬉野の皆さん、また機会がありましたらお会いしましょう。 

2010年03月18日

錬成大会

錬成大会.jpg 昨日(17日)と本日(18日)は高専剣道錬成大会、全国から20チーム以上が参加して試合をする。多くのチームと試合また試合。2日間で20試合。本校(奈良高専)は明日卒業式のため本日までの参加だが、他のチームは明日の午前中まで試合をする。

 このように数多く試合する大会は、高等学校で盛んである。各チームの試合を見ていると「技前」がほとんどない。これは、現代剣道の特徴なのでいたし方ないのか?。

 本来、武道(武術)は命のやり取りを前提としていた。ひとたび戦えばどちらかが命を落とすか致命傷をおう。よって、本来の武道(武術)は、戦う前に相手の力量を推し量る能力が要求された。つまり、打つ前(「技前」)に相手を見切るということ。このことが武道(武術)の特性の一つだ。

 しかし、現在の剣道には「技前」がない。これは初心者から高段者まで同様な傾向にある。試合(打突)中心になった証拠だ。ある程度の実力になれば、立ち会えば勝ち負けは分かる。打ち合わなくても分かるのです。一本を決めなくてもその前に優劣はお互いに分かっている。

 打突(打つ)が出るまでが武道(武術)の本質だと考えられます。 


2010年03月14日

第4回身体開発研究会

 第4回身体開発研究会を開催しました。身体に関する様々な事象を二軸動作にとらわれずに幅広くとりあげようと考えております。今回は4回目。

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  前半は、堺市(大阪)で治療院を開院されている松川宗貴さんを中心に、誰にでもできる「からだの診かた」と「股関節・肩甲骨の調整方法」を伝授していただきました。皆さん、二人一組で熱心に勉強。

 後半は、立命館大学産業社会学部の原尻英樹先生による「合気道」「空手」に関する発表。現在伝わっている武道(武術)の技は本来のものではない。明治から大正にかけて、多くの武道(武術)はその姿を変えていきました。柔道や剣道には本来の技(技術)はほとんどのこされていないのが実情。合気道・空手の一部流派にその技が残されています。それらの身体操作の基礎となるのが「二軸・常歩」だと思われるのです。これらの課題は、今後研究会でも取りあげていこうと思います。

 原尻先生は「心身一如の身体づくり」を発刊されています。

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 研究会後は懇親会。小山田良治氏(五体治療院代表)や三ツ井滋之氏(アシックス)にも駆けつけていただいて楽しい話で盛り上がりました。

 次回は、豊橋技術科学大学の中森康之先生に「逆説の武道」という内容で発表をお願いしています。武道(武術)は歴史的に、武術・スポーツ・教育(人間形成)・芸術など多くの要素が含まれています。武道(武術)を掘り下げると身体操作の礎にたどり着けるかもしれません。

 次回開催はまだ未定です。決まり次第お知らせします。


一本歯(後歯)下駄