2010年03月03日

武道の必修化・・・?

 昨日、ある武道に関する論文を拝読していました。テーマは「武道の必修化」について。最近、武道に必修化が話題となっているのです。(多くの人は知らないかも)

 2011年度から、中学校で武道(柔道・剣道・相撲・弓道・・・)が必修になります。目的は、礼儀や公正な態度および伝統文化に触れる機会を広げることらしい。武道における教育を語るときに、必ず第一義的にでてくるのがこれらのお題目。

 実は、私たちが見慣れている武道(柔道や剣道など)は本来の武道(武術)の姿ではありません。ご存知のように武道(武術)の近代化の歴史には2回の断絶があるのです。一度目は明治維新、二度目は第2次世界大戦の敗戦です。

 明治維新後の「武士道」的精神性をまとった武道も、敗戦後のスポーツとして復活を許された武道も、その本来のものではないのです。ここが肝心。

 「武道」の目的とされる「礼儀」や「伝統的文化」は戦前のそれをイメージしているように思えてならないのです。

 しかし、本来私たちが回帰すべき武道(武術)は、「武士道」という鎧をまとったものではなく、それらを脱ぎ捨てた武道(武術)ではないのか。

 戦前と同様に、維新前の武道(武術)が「忠君」イデオロギーなどをかかえていたと考えれば、これからの武道(武術)は過去への回帰ではなく、全く新しい武道(武術)なのかもしれません。その目的とするものは、武道(武術)の中核である技の洗練とそこから生み出される心法だと思われます。

 武道(武術)による人間形成(教育)とは、礼儀などの「統一化された行動様式」の習得ではなく、合理的身体操作(技)により内面の向上を目指すものだと思えてきます。

2010年02月22日

SSKコンディショニングセミナー

近鉄.jpg 昨日は、午前10時ごろから近鉄奈良線で大阪に向かいました。ホームに車両が入ってびっくり、奈良公園の紅葉と鹿のデザイン。

 上本町で小山田さんと合流、大阪国際交流センターで開かれました「SSKコンディショニングセミナー」に参加させていただきました。講師は小田先生と小山田氏、今回のテーマは水平感覚。最近、常歩(なみあし)研究会が提案している感覚です。

SSK.jpg

 水平感覚とは、私たちが動作をするときに最も大切な感覚と動き。

 まず、左右の目を水平に保つこと。これらの教えは武術などに受け継がれていて「鼻筋を直に保つ」とか「二目平視」などといわれています。

 この水平感覚を実現するためのトレーニングも紹介されました。徐々に水平感覚が知られることになると思います。

 セミナー後は、SSKの古賀さんにおいしい中華料理をご馳走になりました。詳しくは常人歩人氏のブログへどうぞ。

2010年02月18日

留学生(カメルーン)の骨盤

 何度が、本校(奈良高専)に、カメルーンからの留学生がいることは紹介してきました。今日の授業で、彼のサッカープレイを動画にとりました。

 昨年4月から、彼の身体に注目しているのですが、日本人にはない特性はやはり骨盤の前傾です。

 (動画掲載に関しては本人の承諾あり)

 彼が日本人の学生の中に入ってバスケットボールやサッカーをしていますと、全くからだづかいが違うことに驚かされます。

 スポーツは好きなのですが自国では一般的な青年だと思います。動画をよく見てください。動きの中で骨盤の前傾を保つことがとても上手い。もちろん後傾することはあるのですが、一瞬にして前傾に戻ります。

 日本人と何が違うかと見ていますと、骨盤が後傾しても胸が閉じません

 彼を見るたびに、日本人の身体特性は明らかにあるのだと感じます。日本人のための技術やトレーニング法が必要だと思います。

2010年02月11日

大和ミュージアム

休日を利用して呉の大和ミュージアムへ。

一階のフロアには10分の1の戦艦大和が展示されています。また、隣のフロアには、零式戦闘機なども・・。
P1020569.JPG
常歩研究会では、戦闘機について論議したこともあるのです。
日本と欧米(米国)の戦闘機開発の違いをお聞きするととても興味深い。
例えば、当時日本が誇った戦闘機ゼロ戦」は徹底的に軽量化が図られていました。そのために、パイロットを守る甲板が座席後部に無いのです。
 
 開戦当時から、報告されていたにもかかわらず「パイロット諸君は自らの命を最優先に考えるとは情けない」という参謀会議の決定から、改良されなったといいます。
 
 一方、米国は、墜落したゼロ戦を本国に持ち帰り、解体して徹底研究し、後にゼロ戦も歯が立たないといわれたグラマン・トムキャットを開発しました。しかし、それはゼロ戦のように軽量化するのではなく、反対に大容量のエンジンを持たせ、しかも座席後部に頑丈な装甲板を配置した機体だったそうです。

 

 日米の文化や考え方の違いを知ることも大切だと感じた一日でした

2010年01月31日

はじめての山形

東北1.jpg 昨日30日(土)、31日(日)と東北の筑波大学の野球部OB会研修会の講師をつとめさせていただきました。

 まさか、野球部OBの方々にお話しすることになるとは・・・・。

 私は野球は素人なのですが「野球選手なら知っておきたいからだのこと」を理解するために「知っておきたいこと」(笑)というような内容でしたが、計7時間の講習に熱心に参加していただきました。ありがとうございました。

 実は山形県内にお邪魔するのは生まれてはじめてでした。

 懇親会ではおいしい「お酒」をいただきました。 

2010年01月30日

福岡⇒伊丹⇒山形

伊丹.jpg 昨日は福岡へ出張。

 今日は午後から山形で講習会の講師をつとめさせていただくことになっています。

 早朝、写真のプロペラ機で福岡から伊丹へ、乗継まで2時間ほど、暇なので?(笑)空港内の喫茶店で記事を更新しています。

 福岡−伊丹間でこんな小さな飛行機が使われているとは知りませんでした。

 11時に乗って山形には12時半ごろ到着です。今日、明日の講習会の模様はまた明日アップする予定です。

2010年01月27日

中澤選手、池尻選手と・・

P1020505.JPG 昨年の夏ごろから競輪の中澤央冶選手と大阪で食事(飲む??)の約束をしておりました。

 なかなか実現しなかったのですが、昨日「二回目の成人式」で再会した池尻浩一選手を交えて3人で飲みました。

 池尻選手は競輪グランプリに2度出場していますが学校卒業後、S1にあがるまでに時間がかかったそうです。

「強くなったときに、何かきっかけがあったか〜?」という私の問いに、

「コツをつかみました」の回答。

「どんな??」

「ペダリングのアクセント(力の入れ方と抜き方)が分かりました」とのこと。

中澤選手も

「自転車への力のかけ方が分かれば強くなります・・・・」

詳しくお聞きしたのですが、これ以上は企業秘密ということで・・。

再会する約束をして最終で奈良へ帰りました。

中澤兄弟のブログもご覧ください。 

また、中澤選手、池尻選手も出場した和歌山グランプリで、7月に五体治療院でお会いした永井清史選手が優勝しました。

詳しくは常人歩人さんのブログへ・・・。

2010年01月25日

身体開発研究会?

100124.jpg

 昨日は聖トマス大学で「身体動作勉強会」を開催しました。

 写真は、その後の懇親会です。

 昨年、奈良高専にトレーナーの方々などがたずねてこられたのがきっかけで、定期的に勉強会をすることになりました。

 昨日は16名の参加がありました。ありがとうございました。動作だけでなく身体に関わる方々が自由に勉強する場にしたいと、名称を「身体開発研究会」にする案も出されました。

 次回は、3月14日(日)に開催の予定です。 

2010年01月18日

カメルーンからの留学生

留学生1.jpg

 カメルーンからの留学生、見事な立ち方のことは以前書きました。

 今日は彼が在籍するクラスのサッカーの授業。今年のサッカーワールドカップではカメルーンは日本と対戦します。

 彼のサッカーに対する思い入れは強いらしく、今日も代表チームのユニフォームを着ていました。彼は母国の学校でもスポーツ青年だったらしくバスケットボールとサッカーが得意。はじめてのソフトボールもすぐにキャッチボールができるようになりました。

 サッカーのプレーは、キックしても体幹がすぐに進行方向に倒れていきます。

 授業の後半、彼に

「カメルーンではキックはどのように習った〜〜??」と聞いたところ、

「そんなのならったことないよ〜」

「だって、授業で習うやろ〜〜」

「授業でキックならったことない、小さいときから自然とみんなキックしている」

私がからだを動かしながら・・

「例えば、たち足をボールの横におくとか??」

彼は首を横に振って

「そんなのはじめて聞いた・・・・」

 カメルーンでは学校のチームの他に各クラスにサッカーのチームがあり、

「前のクラスのチームは、この学校(高専)のサッカー部より強いよ〜〜」

だそうです。

「ワールドカップ、どっちが(日本とカメルーン)勝つ?」

と聞いたところ、

「3−1でカメルーン」と即答されました。(笑)

 

2010年01月15日

奈良県学校体育研究会

教育研究所.JPG
 今日は奈良県立教育研究所で「奈良県学校体育研究会」が開催され、講演をさせていただきました。

 タイトルは「体育・スポーツと身体」。本来私たちが持っている「からだ使い」が学校体育で変化し、場合によっては非合理的な動きになったのではないか。体育とスポーツはその目的が異なりますが、それは目的だけではなく私たちの「身体」にも大きな影響を与えたと思われます。

 なかなか難しい課題なのですが、徐々に明らかにする必要があると思います。

 最も興味を持っていただいたのは、やはり「身体の左右」でした。

ライン登録お願いします。




友だち追加