常歩(なみあし)で世界にはばたけ!

CIMG8682(1).JPG

 常歩(なみあし)という言葉をご存知でしょうか。常歩(なみあし)とはもともと馬の歩き方のひとつです。二軸動作ともよばれています。

 私たちは、動作原理の研究から「合理的でカラダにやさしい動作法・歩行法」を発見しました。

 これまで多くのアスリート等に、その動作法を伝授してきました。その中には、オリンピックメダリスト世界大会出場者も・・・・。

 あなたがもし、もっと楽に動ける方法を身につけていたとしたら?。ほとんどケガをしない動き方ができたとしたら?フルマラソンの自己記録を30分縮めることができたとしたら?

 そして、もしあなたが、世界のトップアスリートしか知らない動作法を習得できたとしたら・・・・・・・・!

 本研究所ではメールマガジン「常歩無限〜驚異のスポーツ上達法〜」を発行しております。パフォーマンス向上のための動き方歩き方のヒントが満載です。新規読者には「錯覚のスポーツ身体学(簡易版)」をもれなく差し上げます。

 また、「常歩(なみあし)」やその基礎となる「左荷重」で行う剣道に関する情報を提供するメールマガジン「剣道常歩(なみあし)流」も発行しております。

 メルマガのご登録は右サイドバーよりお申込みいただけます。

五動 真体操作術

五動慎体操作術.jpg

会員募集

 なみあし(常歩)会員募集

会員にご登録いただくとすばらしい特典が。

 

動作改善普及センター

動作改善普及センターでは、下記のセミナー・講座を設けています。

基礎セミナー導入編基礎知識と動作(実技)を学びましょう。

実技セミナーは、10人以内による実技レッスンです。

特別セミナーは、基礎セミナー・実技セミナーでは取り扱わない極意を公開。

専科セミナーは、ランニング・ウォーキング・ゴルフ・剣道・・・・など専門領域に特化。

認定講座は、2級講座・1級講座・マスター講座。(修了証認定証が発行されます。)

要は足首から下

IMG_0245.JPG

 出版社より本が届きました。スーパーフィートジャパンで多くのアスリートや選手へのフィッティングの実績がある水口慶高氏の「足についての本当の知識」( 実業之日本社)が新書として再発刊されます。細かい内容が改変されています。私も監修者としてお手伝いをさせていただきました。

 足について研究されている方は多いですが、水口氏は足首から下、いわゆる足から動作を的確に観ることができる数少ない方だと思います。ヒトは足の環境が崩れても、その上に乗った体はそれを補償して何事もないかのように生活することができます。しかし、そのまま放置しておけば、体のあちこちに歪みをつくり、不調の原因になるのです。

 スーパーフィートジャパンで多くの人々の足を見てきた水口慶高氏が、日常生活の中で「立つ」「歩く」「走る」時の足の使い方、足と体の関係、昨今のランニングブームと足の問題など、具体的な事柄をとおして、本当の足の仕組みや働きを知ることの大切さ、代表的な足の悩みである「外反母趾」や「腰痛」「肩こり」などの原因をさぐり改善するための知識を、実際に試せるミニテストや動作に現れる事象を交えながら解説しています。(新書224ページ、2017年03月10日発売、定価 864円・税込)

ナチュラルウォーキング講座第2弾

knesiro3.jpg

 3月19日(日)、なみあしセミナーに何度も足を運んでいただき、熱心に受講された金城みどり氏(ジョギングインストラクター)によるナチュラルウォーキング講座が開講されました。大好評につき講座(第2弾)が6月18日に開催されます。

 金城氏は高校・大学と陸上部に所属、 全国高校駅伝出場経験あり。その後、客室乗務員として航空会社に勤務のかたわら、ランニングを重ねる中で、スロージョグギングの喜びを知り、 『体を大切にしながら生涯長く走るこ とを楽しむ』をテーマとした「葉山ナ チュラルランニングクラブ」を設立。詳細は上の画像をクリックしてください。

 (受け付けは5月1日より)

最 新 記 事
2017年04月18日

左荷重から「右⇒左」応用

 左荷重から「右⇒左」と歩み足で打突する稽古法をご紹介しました。

 一見、現代剣道には相いれないと思われる足さばきですが、様々な技に応用できるのです。上の動画は「面返し胴」と「面すりあげ面」です。

 「面返し胴」は、足元を見ただくと「右⇒左」の歩み足になっています。「面抜き胴」や「面返し胴」は、「右⇒左」を応用することで容易に打突できるようになります。

 また、「面すりあげ面」もまだ学生なので踏みこみ足(理想的にはすり足がよい)になっていますが、相手の竹刀をすりあげる局面で左荷重になり右足が動くことがコツなのです。右荷重の現代剣道では、相手の竹刀をすりあげる局面で右足が動くのではなく、右を踏むので、すりあげ技を打つことができません。

 「右⇒左」の歩み足の打突を稽古することで、様々な足さばきの技が打てるようになります。

2017年04月12日

杖を保持して歩く

杖057.jpg

(蔀関月編・画「伊勢参宮名所図会」(1797)『日本名所図会全集11』名著普及会.1975)

 以前、東洋大学の谷釜尋徳先生の詳細な調査を紹介しました。伊勢神宮に参拝(お伊勢参り)した旅日記(男性に限る)から詳細にその歩行距離を算出しておられるのですが、平均30キロ台になっています。しかし、これはあくまで平均で旅行程の都合で一日一桁から10キロ台の日も含めたものです。最長は75キロですが、どの旅日記も50キロを超えています。谷釜先生が「無理のない歩行の上限は50キロ程度であった」と推察されているように、近世の日本人は50キロであれば毎日無理なく歩けたあろうと思われます。

 先日、谷釜先生から論文「近世後期の街道筋もおける棒の用途と身体技法」を送っていただきました。非常に興味深い内容ですので一部紹介します。近世の日本人は、歩くとき(移動するとき)・物を運ぶとき(運搬するとき)・休むとき(休憩するとき)に棒を多用しています。その棒の使い方と身体技法に関する論考です。

 そのなかで、近世の日本人は歩くときに「杖」を多用したことが述べられています。名所図会に描かれた旅人の姿を具に調査されています。その結果、描かれている432人中、杖を携行しているのは34.4%(男性29.0%、女性58%)であったと報告されています。

 さて、なぜ長い距離を歩くときに杖を携行したのでしょうか。近世の人々が試行錯誤の結果、杖を携行するようになったと思われますが、この杖の主な機能は地面に杖をついてからだを支えることではなかったと考えれれます。谷釜先生も棒の身体技法で述べられているのですが、その主な機能は「片踏み」を発現させることにあると思われます。「片踏み」とは、左右どちらかの肩と腰を前方に位置させたまま歩くことで、近世日本の身体技法の代表的なものです。

 「片踏み」にすることで体幹を捻らずに歩くことができます。杖を携行して歩くとわかりますが、杖を持った側の肩と腰が自然と前方に位置し「片踏み」となります。

 歩行形態について考察しますと、何も持たずに体幹を正面に向けて歩くことは非常に難しいことが分かります。私たちは日常生活のかなかで自然と「片踏み」を作り出しているのかもしれません。スポーツや武道の技術や動作にも「片踏み」を意識的に取り入れることができそうです。

2017年04月09日

左荷重から「右⇒左」で正面を打つ

 「左荷重」からの踏み込み足が自然にできるようになったら、次は動画のように「左荷重」から「右→左」と歩み足で打突する稽古をしましょう。構えで左荷重になっていないと動画のようにすり足で打突することができません。ここは重要なポイントです。そして、左足での打突は、左足を前方に「振り込み(送り込み)」ながらの打突です。左足は踏み込み足にはなりません。

 中段の構えから歩み足で打突しようとすると、逆に「左→右」に順序で足を送った方が自然に感じるかもしれません。しかし、「左→右」の歩み足は、現代的歩行形態による打突です。「左→右」の歩み足による打突は左足での打突には転化しないのです。

 この「右→左」の歩み足こそ、伝統的打突法の原理です。

 最初は、ゆっくり「右→左」の歩み足による打突を稽古してみてください。様々な足さばきの基礎となります。

2017年04月07日

集団訓練の功罪

2017新入生研修.JPG

 本学新入生宿泊研修では、グループや全体での集団行動に時間を割いています。チームワークや帰属意識、または達成感の醸成が目的であると考えられますが、動作の観点で考察するとメリットばかりではないと思います。

 明治維新により日本人の「身体性」が著しく変容したと言われています。この変容には大きく二つの要因があります。一つは、生活習慣の変化にともなうものであり、もう一つは明治政府の政策によるものです。

 明治政府は徴兵令を公布し多数の農民からなる軍隊を構成することとしまし。しかし、この徴兵令による国民皆兵化には大きな障壁がありました。それは、当時、国民の大部分をしめた農民には集団移動能力が欠如していたのです。つまり、行進ができなかったのです。そこで、学校体育の中で行進を徹底的に訓練しました、義務教育過程に兵式体操を採用しましたが、その内容は本来のものとは異なり、隊列をととのえての歩行が中心でした。さらに、同様の施策が音楽教育にもみられたのです。行進ができない原因の一つが、それまでの日本にマーチ(行進曲)のリズムが欠如していることに気づいた政府は、「文部省唱歌」をつくり、マーチの音楽に合わせて歩くことを訓練させました。

 さて、足並みをそろえて行進ができるとはどういうことでしょうか。地面を踏みしめるタイミングを一致させる必要があります。すると、着地脚の膝や足関節(足首の関節)を伸展させるアクセント(感覚)が強くなってきます。逆に、膝や足関節を屈曲させる動きは消失していきました。

 日本人が行進ができなかった主要因は、膝などを前方に送り込む「屈曲動作」による歩行形態であったためと考えられます。集団訓練は、徐々に日本人から武術的身体を奪うことになったと考えられます。

一本歯(後歯)下駄