卓球の全日本選手権最終日は19日、女子シングルスで東京五輪代表の伊藤美誠選手(19)が同い年の早田ひな選手との準決勝で敗退。男子シングルス決勝でも同代表の張本智和選手(17)が敗れ波乱の幕切れとなりました。

 史上初の3年連続3冠(シングルス、女子ダブルス、混合ダブルス)達成目前で敗れた女王は試合後「持っているものは出したんじゃないかと思う」と語っています。一方、最新の世界ランキングで5位の張本選手も、2歳年上ながら同54位と“格下”の宇田選手に接戦の末敗れました。

 五輪出場選手は、ドイツで28日から始まるワールドツアーに参戦予定でこちらに照準を合わせていたともいわれています。一方で、五輪選考とは関係のない大会ではあるものの、全日本選手権は「非常に名誉ある試合。ここで頂点に立ちたいと思う選手は多い。気の入り方が違う」。代表から漏れた早田選手、宇田選手ともに非常に高いモチベーションで臨んだ結果であると考えられます。

 さて、研究所では最近「リラックス法」をテーマにセミナーを開催しています。実は、そのセミナーに卓球関係者が多くいらっしゃっています。卓球は約180〜190グラム(シェークハンドの場合)のラケットで2.67〜2.77グラムのボールを打ちます。そして、そのボールタッチの感覚をとぎすまさなければなりません。他の競技選手よりもリラックスの必要性を感じているのだと思います。

 リラックス法は、とても重要であるにも関わらず、まだそのトレーニング法が十分に確立されていません。拙研究所では、リラックス法の指導に力を入れています。