登山で分かったつま先の向きのこと

2022-03-13
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 登山をはじめて約4年。歩行動作の研究には「登山」は最適です。

 平地ではわからないわずかな差異を「登山」では自分のカラダをで実践研究することができます。そして、歩行動作の実践研究は自分の歩きだけではなく、他の方々の歩きを観ることで深めることができます。

 登山の実践研究で分かったことは、現代人は「伸ばす歩き」しかしていないということ。「伸ばす歩き」とは、足のゆび・足首(足関節)・ひざ・股関節を伸展方向に操作しています。

 しかし、日本人が本来保持していた歩きは「曲げる歩き」。「曲げる歩き」とは、足のゆび・足首(足関節)・ひざ・股関節を屈曲方向に操作するのです。これらの身体操作法を私は「屈曲動作」と表現してきました。

 この動作の違いは「つま先やひざの向き」にも顕著に現れます。「伸ばす歩き」や動き、つまり伸展動作はつま先は正面に平行に向けることが原則です。しかし、屈曲動作ではつま先やひざ頭の向きは外旋位(外に向ける)ことが原則です。どちらが正しいとは言えません。身体操作法が違うだけです。

 さて、先日、冬の大山に登ってきました。雪山はトレース(前に登った人の足跡)が残ります。そして、トレースから身体操作法がわかります。現代人のほとんどは「伸ばす歩き」であることがわかります。

 私は、昔の日本人の歩き方(動き方)であった「曲げる歩き(動き)」を知っていただき、現代の歩きや日常生活に取り戻していただくお手伝いをしています。ひざ痛なども「曲げる歩き」をとりいれていただくと劇的に改善することが分かってきました。

 皆さんも「曲げる歩き」の威力を体験しませんか。

第4回「左荷重・なみあし剣道合宿セミナー」開催

2021-07-13
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2021年9月18日(土)〜19日(日)、第4回「左荷重・なみあし剣道合宿セミナー」を開催します。

18日(土)は現代剣道からなみあし剣道の橋渡しとなる「左荷重剣道」を、19日(日)は左右の足を自由に操作する「なみあし剣道」を行います。

どちから1日の受講もできます。

詳細とお申し込みはこちらから。

西村斉仁氏(ハッピーアース発起人)

2021-03-07
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西村斉仁氏(ハッピーアース発起人)のオンラインでの取り組み、

「快眠星空ピロートレーニング」

を紹介します。

西村氏は、少年時代から社会人までプロ野球を夢見て野球漬けの日々を送るも夢をかなえられず、心身共に不安定な時期もあったそうです。

その後、社会復帰をリラクゼーションの業界から始めることを決意。整体院勤務を初めとし、リフレクソロジー、マッサージ治療院、接骨院、整形外科、介護施設など様々な現場を経験されています。

その経験を土台に、京都伏見に“からだ回復センター楽心庵”を設立、整体学校の関西本校にて校長にも就任されています。

臨床・教育を通して身体と心が繋がっている事を確信し、身体を楽に使って心も楽にする「ハッピーアース・トレーニング(ハピトレ)」を考案し、京都府宇治市にハピトレの本拠地となる「楽心道場」を設立。

2015年からはトレーナー向けのセミナーの他、一般にハピトレの輪を広げる為に、ラジオや筆文字、企業セミナーなどにも活動の幅を広げておられます。

西村氏は当研究所の「新・ウォーキングマスター養成講座(指導者養成コース)」を受講されているのですが、LINEを用いた興味深い活動をされています。

快眠のため「星空ピロートレーニング」です。

ZOOMのカメラを切った状態で、快眠のためのトレーニング音声を流されています。トレーニングを受けた方々からは、多くの喜びの声が届けられているそうです。

是非、体験してみてください。LINEとZOOMを用いた新しいトレーニングの試みとして注目です。

まずは、画像のQRコードからLINE登録してください。

HPハッピーアース

動作をオンラインで指導するには

2020-09-01
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 なみあし身体研究所では、約1年半前からZOOMを取り入れた動作指導やコーチングを実施してきました。そのために、ほとんど新型コロナウイルスによる影響を受けることなく活動を続けてくることができました。

 以前のように、東京・大阪・名古屋・福岡での会場とメルマガでの指導を続けていたら、大きな変更を迫られたと思います。逆に、今回の自粛でオンラインが注目されましたので活動も加速しています。

 さて、私たちのような動作を教えるばあに、オンラインでどのくらいの成果がでるのか、というご心配があると思いますが、この1年半の経験からいうと十分な成果を上げることができます。ただ、そのためには教え方を変える必要があります。

 それは「反転学習」を取り入れることです。「反転学習」とは動画を先にご覧いただいて動作を実践していただき、そのあとで説明や理論を学んでいただく方法です。

 対面でのセミナーなどでは、理論を先に学び実技を学びます。その順序を逆にします。そのことによって、対面とほぼ同等の効果が得られることができます。

 上の写真はZOOMでの「ウォーキングマスター養成講座のグループコーチング」の様子です。私はワイヤレスのヘッドセットをつけて、受講生には実際に動いていただいてコーチングを進めています。

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 「反転学習」を展開するためには「受講者サイト」が必要になります。上の画像は「ウォーキングマスター養成講座のメンバーサイト」です。受講者はこのサイトの動画で予習をすることができます。その後、個別やグループのコーチングを受けることができます。

 なみあし身体研究所では、このようなオンラインによるコーチングの方法もお教えしていきます。

美ingウオーク講座

2020-06-16
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 なみあし身体研究所が自信をもって公開する「美ingウォーク」。この歩き方は「カラダにやさしい負担がない歩き方」と「美しい歩き」を両立させた歩き方です。

 特に女性の歩きについて、「美しさ」を優先するために痛みに耐えて歩いている・・・というようなことを多くお聞きしてきました。研究所では独自の歩きによるローリングの法則を組み合わせて「美しく歩く」ことと「カラダにやさしく歩く」ことを両立させることに成功しました。

 先日(6月13日)、横浜の会場において「美ingウォークセミナー」を開催しました。このセミナーでははじめて「ZOOM」からもご参加いただくことができるように、会場とZOOMを併用しました。会場とZOOMに計15名のお申し込みがありました。2時間半のセミナーでしたが熱心にご受講いただきました。

ありがとうございました。今後もZOOMを併用した講座・セミナーをお届けしたいと思います。

新型コロナに負けない感情コントロール法

2020-05-24

新型コロナの感染がひとまず収束に向かっている状況ですが、いかがお過ごしでしょうか?

昨年8月より実施してきました「無限錬氣法講座」では、その目的の一つを「感情のコントロール」においています。

ほぼ、毎日「無限錬氣法講座」の受講生と個別コーチングでお会いしていますが、多くの受講生から「感情コントロール」ができるようになったという報告を受けています。

さて、「感情コントロール」の基本(土台)となるものは何でしょうか。それは「リラックス」です。私は「放鬆(ほうしょう)」と表現していますが、「リラックス法」を学ぶことによって「感情コントロール」が容易になっていきます。

当研究所では、「動作改善」の要諦も「リラックス」にあると位置づけてます。米国では著名な自己啓発法である「サイコサイバネティクス」の提唱者のモルツ博士は興味深いことを述べています。

「人生の成功者には共通した資質を持っている。それは、どんな時でもリラックスできる能力である」

リラックスこそすべての入り口であると考えられます。

そこでリラックス法を学ぶセミナー(無料)を開催します。

詳細はこちら

スポーツの勝敗とは何か

2020-05-22
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 新型コロナウイルス感染症の影響で、今年のスポーツイベントが中止に追い込まれている。夏の風物詩「夏の甲子園大会」の中止も発表された。大会の中止に関しては賛否両論あると思うが、ここではスポーツにおける「勝敗」とは何かに触れてみたい。自粛ムードの中、スポーツの在り方を問いなおすいい機会なのかもしれない。

 上は大学の講義(スポーツ学概論)で用いているスライドである。一般的にスポーツでの勝敗のとらえ方は「優勝劣敗」である。「優(すぐれ)れているものが勝ち、劣っているものが負ける」ということが前提となっている。言い方を変えると「技術(パフォーマンス)が優れている方が勝ち、劣っていることが負ける」ということ。現在では当たり前になっている。

 しかし、武術(武道)に代表される日本の伝統的身体運動には別のとらえ方があった。それが「劣勝優敗」である。これは「技術(パフォーマンス)が劣っているものが勝ち、優れているものが負けることが多々ある」という考え方である。試合での結果は、その時にたまたま現れた現象であって、技術(パフォーマンス)の優劣とは直接関係がないというとらえ方である。

 例えば陸上競技で100Mを「10秒00」で走る選手と「10秒50」で走る選手がいるとする。「優勝劣敗」のとらえ方では「10秒50」で走る選手より「10秒00」で走る選手の方が技術(パフォーマンス)が高いとする。これはスポーツでは当たり前の考え方だ。しかし、日本の伝統的身体運動では、逆に「10秒50」で走る選手の方が技術(パフォーマンス)が高いことがあると考える。

 つまり、「技術(パフォーマンス)の高さと勝敗は一致しない」とする。「技術(パフォーマンス)の高さと勝敗は一致しない」のであれば試合で勝ったものを戦わせて優勝者を決めることは意味がないと考える。

 よって、明治期までの武道には「トーナメント試合」がない。優勝者を決める必要がないからだ。

 私は、この日本の伝統的な「劣勝優敗」の考え方こそ、今後のスポーツ発展に欠かせない考え方であると思っている。日常のトレーニングなどは「勝つため」ではなく「技を洗練させる」ためにある。「技を洗練させる」ことと勝敗(試合での勝ち負け)は関係がないことが前提となる。

カラダづくりが講座開始されました。

2020-05-14
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 なみあし身体研究所主催の「カラダづくり講座」が5月9日からスタートしました。

 研究所が推奨する「カラダづくり」は、日常動作・歩行・各競技(分野)の土台となるカラダをつくることを目的としています。合理的身体動作というと多くの方々は「どのように動くか」ということには熱心なのですが、動作よりも大切なことは、その動作を生み出す「カラダ」をつくることなのです。

 「動けるカラダ」をつくれば「動作」は自然と現れてくるのです。しかし、ほとんどの方(私もふくめて)がこの「カラダづくり」の作業をおろそかにしてしまいます。

 今回はコロナの自粛で専門分野のトレーニングができない期間に、合理的身体動作を生み出す「カラダ」をつくることを目的に開催しました。

 講座参加者は26名、その中にはオリンピック出場者、プロスポーツのコーチ、治療家の方々など、が多く受講されています。まさしく「プロ」が集う講座となっています。

ZOOMによるグループコーチング

2020-04-02

 「無限錬氣法講座」を受講されている「栞(しおり)鍼灸整骨院」の岩松院長が講座のグループコーチング(ZOOM開催)の模様を治療院で撮影されています。そして、新しい学びの方法として提案されています。

 グループコーチングの様子がご覧いただけます。

リラックス(放鬆)のコツ(1)目付け

2020-03-30
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 日常動作やスポーツ・武道の動作を洗練させるための土台は「リラックス」です。私はそれを「放鬆(ほうしょう)」と言っています。

 研究所が開講している「無限錬氣法講座」では、まず「放鬆(ほうしょう)」を身につけていただくように指導させていただいていますが「リラックス」のコツがいくつかあるようです。その中でほとんどの方が気づいていないこと に「目付け」があります。

 なかなか「リラックス感」を得られない方の多くは「目」とその周辺の「リラックス」が習得されていないことが多いようです。

 武道では「遠山の目付け」という教えがあります。相手と対したときに遠くの山をみるような「目付け」をしなさいという教えです。遠くの山をみるように、相手に焦点を合わせない「目付け」になります。試してみてください。あごを引いて少し上目使いでみたばあいと、遠くをみるようにして相手を上から眺めるようにみる場合では、明らかに後者の方が眼球とその周辺がリラックスします。

 また、「目付け」については宮本武蔵が興味深いことを語っています。五輪書の水の巻には、

目をみださず、額にしわをよせず、眉あいに皺をよせて目の玉動かざるやうにして、瞬きをせぬやうにおもひて、目を少しすくめるやうにして、うらやかに見るかを

と記されています。

相手をにらみつけず、額(ひたい)にしわをよせるのではなく、眉(まゆ)と眉の間(まゆげとまゆげの間)にしわができるようにして、目の玉を動かさないようにし、瞬きをしないようなつもりで、目をすこしすくめる(閉じる)ようにして、おだやかな表情で・・(現代語訳)

 これらはすべて相手の動作や気配を観る方法として述べられているのですが、リラックスという観点からは目とその周辺をリラックスさせる方法といえます。

 なみあし身体研究所では「ビジョントレーニング講座」も開催していますが、講師である松谷氏によれば、動体視力をあげる基礎は「リラックス」であると述べられています。

 動作や技を習得する前に、その基礎となる「リラックス」を習得したいものです。

「奇跡のステップワーク」

2020-02-19

2月から4月にかけて各会場(大阪・東京・名古屋・福岡)で特別セミナー「奇跡のステップワーク」を実施いたします。このセミナーでは、スポーツや武道で使用される「足さばき」「ステップ」がどのような体系で形成されていいるかがわかります。また、ご自身でステップを構築する方法がわかります。

以前のセミナーの様子をユーチューブにアップしております。ご参考にしていただければ幸いです。

自発動

2020-01-19
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 なみあし身体研究所で最も好評のセミナーが「錬氣法セミナー」です。

「リラックス法(放鬆)」「氣功法」を実践していただいています。動作の本質を知るためには目に見えない力(エネルギー)を知ることが大切です。

 私はそれらを「不可視的要素」と言ってきました。

 さて、「錬氣法セミナー」では十分なリラックスと「氣功法」によって多くの受講生に「自発」が発現します。「自発」とは自分の意志とは関係なくカラダが動くこと。先日の大阪でのセミナーでも全員に「自発」が出ました。自発動は、かなりの修練を積まないと発現しないと誤解されている方が多いようですが、そんなことはありません。カラダを心の抵抗を取り除けば誰にでも発現します。

 「自発」が出ると、カラダを動かす力は「筋力」「重力」「地面反力」だけではないことが実感としてわかります。そして、動作の質が変わっていきます。動作の質が変容することが人間形成の基礎だと考えられます。

腰を立てる

2020-01-07

 はじめての試みで「パワーポイント」のスライドを利用して動画をとってみました。動作改善の第一段階である「腰を立てる」について説明させていただきました。ぜひ、ご参考にしてください。

1パーセントのひらめきと99パーセントの努力

2019-12-25
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「1%のひらめきと99%の努力」

 これは、トーマスエジソンが発明王といわれるようになった後、新聞記者らに語った言葉として有名です。彼は電球を発明したといわれていますが、最初に白熱電球を発明したのはエジソンではありません。1879年にスワン(イギリス)がフィラメントに「炭素繊条」を使った白熱電球を発明しました。しかし、スワンの白熱電球は寿命が短かったのです。そこで、エジソンは長時間使用できるフィラメントの素材を探し始めます。一説には14000回の失敗を繰り返したとも伝えられています。そして、日本(京都)の竹が最も長時間使用できることを突き止めます。

 さて「1%のひらめきと99%の努力」を聞いた記者たちはエジソンを「努力の天才」と伝えました。しかし、それを読んだエジソンは「彼らは本質が何もわかっていない」と語ったそうです。

 よく、エジソンの発明に関するこの逸話は「失敗の大切さ」を語るときに使われます。しかし、エジソンが言いたかったことは「99%の努力」ではなく「1%のひらめき」の方だったと考えられます。エジソンが語った本質は「1%のひらめきがあれば何度失敗しても行動を持続することができる」ということ。では、「ひらめき」とは何でしょうか。それは「信念」です。「必ず長時間の使用に耐えるフィラメントの素材があるはずだ」という信念です。その信念がなければ失敗を繰り返すことはできません。

 「信念」とは「行動を支配する思考」のことです。そして、その「行動を支配する思考」は無意識(潜在意識)にあります。だから「ひらめき」なのです。

 よく「行動できない」と悩む方がいます。その多くはどんなに行動しようとしても長続きすることはありません。なぜなら無意識に「マイナスの信念」があるからです。本来、行動ができない人はいないといわれています。無意識下にある「マイナスの信念」が行動を制止しているのです。まずは、現在の自分をながめ「マイナスの信念」に気づくことが大切だと思われます。

11/23「間違いだらけの学校体育」by朋育

2019-10-25
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 なみあし身体研究所のインストラクター・マスターインストラクターである大関朋子氏と林俊治氏が「座学・実践実技&対話」を開催します。大関氏は名古屋で「朋育&身体整え(からだととのえ)教室」を主宰されています。林氏は中学校の体育・理科教師として30年以上のキャリアをお持ちです。

 江戸時代まで驚異的な身体を保持していたい日本人が、明治維新以降の学校教育によってその身体を変えられてしまった。その身体を取り戻そう。

【日時】11月23日(土・祝)13:00−16:00
【会場】カルチャーペポ(名古屋市昭和区山手通4−15 ペポ山手ビル2F)
【参加費】2000円(大学生以下無料☆)

(内容の詳細とお申込みはこちらから)

東京リズムセミナー・名古屋1級セミナー

2019-02-04

 2月2日(土)・3日(土)は東京・名古屋で「2級講座B」「1級講座」「マスター講座」「リズムセミナー」等を開催しました。

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 東京(2日)では、ミュージシャンでリズム研究家であるさくら氏をお招きして、特別セミナー「動作とリズム」を開催しました。リズムによって当研究所とは異なる方法で「なみあし歩行」を教授する方法を提示していただきました。

 動作はそれぞれの感覚で創造されます。様々なリズム感覚を身につけるということは、様々な動作を習得できることを意味します。新しい動作習得の方法の可能性がみえてきます。

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 3日(日)は名古屋に移動して「1級講座」を開催しました。名古屋ではインストラクターの方々が、様々な動作法などを持ち寄って、当研究所のセミナーや講座に味付けをされています。当研究所のモットーは「他分野に広く学ぼう」です。視野と心を開いて進みたいと思います。

 東京・名古屋で受講された方々、講師をつとめていただきましたさくら氏・インストラクターの方、お疲れさまでした。また、来月お会いしましょう。

2019年、セミナー・講座開始しました。

2019-01-14

 2019年の当研究所セミナー・講座が開始されました。12日(土)は東京で「2級講座(A)」「1級3期生講座」「マスター講座」「特別セミナー〜奇跡のステップワーク〜」、13日(日)は名古屋で「2級講座(A)」「1級3期生講座」を開催しました。

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 東京の「2級講座(A)」を担当していただいたのは、清水修インストラクターです。とても落ち着いた指導でした。特に、実技の指導は分かりやすく工夫されています。清水インストラクターは「マスターコース」も受講されています。

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 13日(日)は名古屋での2級講座(A)では林俊治インストラクターに座学(写真左)を、高木俊文インストラクターに実技(写真右)を担当していただきました。お二人ともすでに何度もセミナーや講座を実施されています。(お二人とも「マスター講座」に進まれています。)

 また、名古屋のインストラクターの方は、「佐藤式リンパケア」や「共鳴法整体」などを学ばれ、それらのメソッドを取り入れて講座やセミナーを展開されています。 

 当研究所の指導陣の合言葉の一つに「広く学ぼう」があります。当研究所のノウハウだけでなく広く様々な分野に目を向け良いものは積極的に取り入れたいと考えています。

 清水氏・林氏・高木氏の今後のご活躍を祈念いたします。

名古屋で忘年会

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 12月22日(東京)、翌23日(名古屋)で本年度の研究所の講座・セミナー活動がおわりました。

 ほぼ毎月、東京・大阪・名古屋・福岡で講座とセミナーを開催することができました。ありがとうございました。名古屋でのセミナーの後、さとう式リンパケア・共鳴法整体・なみあしのメンバーで合同忘年会を開催いたしました。

 なみあしのインストラクターや講座やセミナーを受講される方は、実は他の様々な動作法や治療法などを学んでおられます。私はインストラクターの皆さんには、あらゆる動作法などを学んで、それを持ち寄ってなみあしをさらに進化させましょうとよく話します。

 決して、なみあしだけが素晴らしい動作法ではありません。広い視野を持ち様々なことを学んで進みたいと考えています。

 また、合理的身体操作法はある一部の達人や名人といわれている方々のものではなく、それらの動きを細分化して組み立てるとレベルの差はありますが誰でも習得可能です。習得方法が分からなかっただけなのです。

 当研究所では、できるだけ分かりやすくその方法をお伝えしようと思っています。そして、自分自身も常に他に学ぶ姿勢を持ち続けたいと思います。

東京特別セミナー「身体の左右学」

2018-11-05
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 11月3日(土)東京で特別セミナー「身体の左右学」を開催しました。15名(満席)のご参加をいただきました。60分の座学(写真左)と90分の実技(写真右)を行いました。

 今回は前回(1年前)の内容に加えて、利き目と動作についても取り上げました。利き目によって動作特性が著しく異なるのです。様々な身体を使った実験を行いましたが、その違いに受講者だけでなく私も驚きました。

 はじめてセミナーをご受講いただきました方から下記のようなメールをいただきました。

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特別セミナーに参加させていただきました〇〇です。

当日は興奮するばかりで2時間半が10分位に感じました。終了後学びを反すうしながら1時間歩きましたが、そこでも色々発見が!!!自分の仕事に生かしたいと思います。
それにしても、利き目の話は衝撃的でした。
寒くなりますので、お身体ご自愛くださいませ。
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 私自身も専門である剣道の実践や指導の中心は左右です。武道・武術では知られていた左右がスポーツ界ではほとんど知られていないことに驚かされます。

The 30th International Sport Science Congress In Commemoration of the 1998 Seoul Olympic

2018-10-16
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 10月11日〜12日に「Wonkwang University」(韓国)で開催されました、

The 30th International Sport Science Congress In Commemoration of the 1998 Seoul Olympic

に招待発表者(http://www.kahperd-congress.or.kr/modules/doc/index.php?doc=intro)として発表の機会をいただきました。本学スポーツ学部、鄭英美先生のご尽力により訪韓が実現いたしました。

タイトルは「身体動作と左右に関する研究」。発表後は「利き手」「利き目」などのご質問を受けましたが、仮説を立てている「左右自然体の法則」は「利き手」「利き目」には影響を受けない法則であると考えています。

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 発表後は日本の先生方とは別れ、2月に本学を訪れていただきました朝鮮大学のソウ先生の研究室へ。ソウ先生はテコンドーのご出身ですが、現在は朝鮮大学剣道部の部長をされています。体育館をはじめ素晴らしい施設が完備している大学でした。

 来年、2月には本学剣道部が訪れる予定です。

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驚異のスポーツ上達法

「剣道なみあし流」