【常歩流】現代的剣道①構えでひかがみが緩む

2015-01-15

 From:木寺英史(常歩身体研究所)

現代的打突法の剣道では右荷重になること
を何回か、説明してきました。

そこで、これから数回にわけて、右荷重の
になるとどういうことが起こるかを書いて
行きたいと思います。

3月発刊予定の新書の予告も兼ねています。

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まず。右荷重の剣道は「ひかがみ」が緩みます。

剣道に構えで「左のひかがみを緩めない」とか

「左のひかがみを張る」という教えがあります。

しかし、「現代的打突法」を実践している剣士
は「ひかがみ」を緩めて構えます。

なぜ、左の「ひかがみ」を緩めているかというと、
構えで右荷重(右足に体重を乗せること)を作り
出すためです。

試合などに出向いて構えを拝見するとほとんどの
剣士は「左のひかがみ」を緩め左足裏の接地面積
を狭くして、その分、右荷重の構えをつくります。

左足の「ひかがみ」を緩めていますから左の踵が
高くなります。

「現代的打突法」では、左踵を下げると右荷重に
なりにくいために打突しにくくなるのです。

つまり、「左のひかがみを張る」とか「左の踵を
さげる」とは「現代的打突法」の教えではないの
です。

中段の構えで左踵を上げることが定着したのは大
正期から昭和の初期だと推測されますが、この左
踵を上げることが常識となったということは、日
本人の歩行形態が変化したことを物語っていると
考えられます。

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