【常歩流】現代的剣道①構えでひかがみが緩む
From:木寺英史(常歩身体研究所)
現代的打突法の剣道では右荷重になること
を何回か、説明してきました。
そこで、これから数回にわけて、右荷重の
になるとどういうことが起こるかを書いて
行きたいと思います。
3月発刊予定の新書の予告も兼ねています。
====================
新・常歩無限講座
http://www.namiashi.net/category/2008850.html
====================
まず。右荷重の剣道は「ひかがみ」が緩みます。
剣道に構えで「左のひかがみを緩めない」とか
「左のひかがみを張る」という教えがあります。
しかし、「現代的打突法」を実践している剣士
は「ひかがみ」を緩めて構えます。
なぜ、左の「ひかがみ」を緩めているかというと、
構えで右荷重(右足に体重を乗せること)を作り
出すためです。
試合などに出向いて構えを拝見するとほとんどの
剣士は「左のひかがみ」を緩め左足裏の接地面積
を狭くして、その分、右荷重の構えをつくります。
左足の「ひかがみ」を緩めていますから左の踵が
高くなります。
「現代的打突法」では、左踵を下げると右荷重に
なりにくいために打突しにくくなるのです。
つまり、「左のひかがみを張る」とか「左の踵を
さげる」とは「現代的打突法」の教えではないの
です。
中段の構えで左踵を上げることが定着したのは大
正期から昭和の初期だと推測されますが、この左
踵を上げることが常識となったということは、日
本人の歩行形態が変化したことを物語っていると
考えられます。
====================
新・常歩無限講座(理論編)
「荷重と抜重」
http://eden.ac/inputPurchaseInfo?packageid=6513
新・常歩無限講座(身体操作編)
「屈曲動作」
http://eden.ac/inputPurchaseInfo?packageid=6655
====================
「剣道常歩(なみあし)流」 (170部)
管理人 管理者(木寺)
e:mail:kidera@namiashi.com
(ご意見・ご感想などお寄せください)
公式サイト 常歩(なみあし)身体研究所
http://www.namiashi.net/
このマガジンは下記のシステムから配信しています。
「独自配信」 http://www.namiashi.net/
解除は
http://www.namiashi.net/article/15139633.html
****************************************************