2018-06-07
「リズムを知れば歩きが変わる」
画期的な歩きの習得方法を公開
歩く目的は何でしょうか。あなたは何のために歩くのですか。少し前までは「一日10000歩、歩くことを目標にしましょう」といわれていました。何のために・・?。主に健康を維持するためです。
現在、歩行といえば「健康のため」「ダイエットのため」「運動不足解消のため」「ストレス軽減のため」・・などなど本来の歩く目的を忘れてしまっている感があります。
しかし、歩行の本来の目的とは「移動手段」です。
よく聞かれることがあります。
「正しい歩き方を教えてください」
私は、
「正しい歩き方はありせん」
と答えます。歩行の歴史をたどると「歩き方」は画一化してきたことがわかります。昔は、無意識のうちに目的や状況に応じて、様々な歩き方をしていたと考えられます。
しかし、明治維新以降、徐々に「歩き方」は一つの形態に集約されていきました。その形態とは「行進」です。学校で「行進」を教えられたので、私たちは「行進」での歩き方が「正しい」と思うようになったのです。
私は長年の身体運動文化研究から「からだにやさしい歩き方」を提唱してきました。これまで多くのセミナーや講習会などで、その歩き方を伝授してきました。歩隔(左右の脚幅)・膝の曲げ方・腕を振る方向・つま先や膝がしらの向き・・・など、歩行形態を主に伝授してきました。
先日、ミュージシャンでリズム研究家の方から、最もリラックスして動ける「リズム」を教えていただきました。驚きました。最もリラックスする「リズム」でミュージシャンの方が歩いたときの「足と手のタイミング」が、私が提唱する歩きと全く同じだったのです。
また、昨年は、元ユニバース日本代表で世界中でご活躍されてきたモデルの方に、モデルウォークの基本を教えていただいたのですが、その「足と手のタイミング」も私の歩きと同じでした。
つまり、美を追求した歩きと、リラックスを追求した歩きと、合理的身体操作による歩きは、外見は違う歩きにみえますが腕ふりのタイミングが全く同じなのです。
これまで、セミナーや講習会では、「腕が遅く出てくる」「アフタービート」「ウン・タ、ウン・タの拍子」などと教えてきましたが、リズムの取り方が明確になりました。
このセミナーでは、そのリズムを利用した歩行を公開したいと思います。メトロノームを使った歩きの習得方法をお教えします。
このセミナーでは次ような内容を学べます。
〇さまざまな歩きに転化する「基本の歩き」が分かります。
〇その「基本の歩き」から状況や目的に応じた歩きが創造できるようになります。
〇足に対する腕ふりのタイミングが明確にわかります。
〇歩くことがすべての動作の基礎であることが理解できます。
〇美しく、かつ楽な歩きが手に入ります。
〇歩行に関する新たな指導法を知ることができます。
〇動作習得になぜ「股関節」や「肩甲骨(帯)」の柔軟性と可動域が必要かわかります。
など・・・。
是非、この機会に当研究所の「歩きの進化」を手に入れてください。
セミナー内容
第1部 歩行とリズム(座学)30分
第2部 基本の歩きを体感しよう(実技)90分
講師 木寺英史
受講料
一般 13000円 会員 11000円 INS会員 9000円
8月 4日(土)
大阪・本部開催
17:30〜20:00 専科セミナー「リズムを知れば歩きが変わる」 講師 木寺英史
8月11日(土)
東京・本部開催
17:30〜20:00 専科セミナー「リズムを知れば歩きが変わる」 講師 木寺英史
8月12日(日)
名古屋・本部開催
15:30〜18:00 専科セミナー「リズムを知れば歩きが変わる」 講師 木寺英史