2018年08月20日

富士登山

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 8月17日〜18日は富士登山を決行。標高1430Mの御殿場登山口新5合目を17日、午前9時過ぎに出発。メンバーは登山家の服部徹氏、田中麻美子氏、妻、私の4名。田中氏も経験豊富な登山愛好家、妻も登山は得意。高度順化をしながらゆっくり登りました。ゆっくりといっても登山初心者の私にとっては普通のペース。

 御殿場コースは富士登山の中では最も標高差(約2300M)があります。

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 登りは服部氏と「疲れない山の歩き方」をテーマに意見交換しながら登りました。登りであっても重力を利用して落ちるように登る方法を模索しました。一つのコツとして頭部の位置を変えないこと、つまり左右に揺れないことなどを教えていただきました。私が提唱する3軸の歩きだと思われます。

 一日目の予定は山小屋「砂走館」(標高3120M)まで。午後5時半に到着。

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 仮眠をとって山頂に向かう予定でしたがメンバーの一人が体調不良。残りのメンバーで頂上を目指す選択もありましたが、今回は登頂を断念し山小屋で「ご来光」を仰ぎ下山することとしました。

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 下山は少し寄り道をして「宝永山山頂」へ。ここからの富士の眺めも絶景でした。今回は登頂を断念しましたが、私にとって1日で標高差1600Mを登ったのははじめての経験でした。

 昨年の今頃は、標高差300Mでも疲労困憊していたことを思うと歩き方を変えるだけで登山を楽しめるとことを実感しました。

 さて、上は私と服部氏の山歩きの映像です。服部氏は30歳前後まで海外の8000M峰を無酸素で挑戦されていた登山家です。1995年7月20日 には、戸高雅史氏、北村俊之氏とともにガッシャーブルム連峰に属する「ブロード・ピーク(標高8,047m)」の北峰〜中央峰〜主峰の縦走を日本人で初めて成功させています。(海外を含めても2番目)

 服部氏の歩きを拝見すると、ほぼ一足長で等速で歩いています。また、丁寧でゆっくりとした接地です。私も真似をしてみましたが、このようにはできません。前を歩く私が接地時には、まだ体幹(重心)が後方にあるのに対し、服部氏は接地時にはすでに体幹(重心)が支持脚に乗り込んでいます。そのため、私は膝を伸展方向に操作する局面がありますが、服部氏はカラダを支持脚で支えるだけ歩行しています。伸展操作は受動的です。

 歩きの技術は奥深いことを実感した山行でした。そして、状況に応じて歩きを変える必要があることを改めて確認した2日間でした。

一本歯(後歯)下駄