「なみあし流」をとりいれて全国大会へ
今月号(2019年3月号)の雑誌「剣道日本」に高田中学校(福岡県みやま市)の剣道部が「なみあし流」をとりいれ2年連続で全国中学校剣道大会に出場(2017年度ベスト16、2018年度ベスト8)したことが記事になりました。
福岡市内近郊の強豪道場を主軸とする中学校をやぶっての2年連続の全国大会出場の原因の一つが「なみあし流剣道」をアレンジした高田中学校しかしていない稽古法であったと伝えています。
ご指導をされてきた瀬戸靖博先生とはもう20年以上のお付き合いです。拙書のモデルも何度かお願いしたこともあります。記事の中で瀬戸先生は
「自分の剣道のやり方を180度変えました。そして、子どもたちの指導も、木寺先生から教わったことを自分なりに解釈して、中学生にできることだけをさせています。」
と述べています。
「なみあし流」をとりいれて成果を上げている剣道家や中学・高等学校の部があることはこれまでもお聞きしていますが、このように雑誌の記事になることはありませんでした。徐々に、「なみあし流」が広まっていることが実感されます。