1パーセントのひらめきと99パーセントの努力

2019-12-25
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「1%のひらめきと99%の努力」

 これは、トーマスエジソンが発明王といわれるようになった後、新聞記者らに語った言葉として有名です。彼は電球を発明したといわれていますが、最初に白熱電球を発明したのはエジソンではありません。1879年にスワン(イギリス)がフィラメントに「炭素繊条」を使った白熱電球を発明しました。しかし、スワンの白熱電球は寿命が短かったのです。そこで、エジソンは長時間使用できるフィラメントの素材を探し始めます。一説には14000回の失敗を繰り返したとも伝えられています。そして、日本(京都)の竹が最も長時間使用できることを突き止めます。

 さて「1%のひらめきと99%の努力」を聞いた記者たちはエジソンを「努力の天才」と伝えました。しかし、それを読んだエジソンは「彼らは本質が何もわかっていない」と語ったそうです。

 よく、エジソンの発明に関するこの逸話は「失敗の大切さ」を語るときに使われます。しかし、エジソンが言いたかったことは「99%の努力」ではなく「1%のひらめき」の方だったと考えられます。エジソンが語った本質は「1%のひらめきがあれば何度失敗しても行動を持続することができる」ということ。では、「ひらめき」とは何でしょうか。それは「信念」です。「必ず長時間の使用に耐えるフィラメントの素材があるはずだ」という信念です。その信念がなければ失敗を繰り返すことはできません。

 「信念」とは「行動を支配する思考」のことです。そして、その「行動を支配する思考」は無意識(潜在意識)にあります。だから「ひらめき」なのです。

 よく「行動できない」と悩む方がいます。その多くはどんなに行動しようとしても長続きすることはありません。なぜなら無意識に「マイナスの信念」があるからです。本来、行動ができない人はいないといわれています。無意識下にある「マイナスの信念」が行動を制止しているのです。まずは、現在の自分をながめ「マイナスの信念」に気づくことが大切だと思われます。

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