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 先日、高橋尚子選手が引退を表明しました。

 全盛期の彼女の走りは、体幹を捻らないという観点でいうと理想的な走り方です。

 シドニーオリンピックのときの写真があります。銀メダルを獲得したシモン選手とともに写っていますが、両者を比べると一目瞭然です。

 両者とも右足が離地直後なのですが、高橋選手の体幹は全くねじれていません。すばらしい、の一言です。

 しかし、この「体幹」をひねらないという動き・・・注意が必要です。

 「体幹(胴体)」を固定するイメージで脚だけ動かそうとする人が多いのです。

 実は、「体幹(胴体)」を捻らないためには、股関節や肩甲骨を十分に使う必要があります。

 それにより、「体幹(体幹)」が捻られていないように見えるのです。

 動いている本人は、固定している感覚(イメージ)は全くないと思います。

 「ナンバ」をスポーツや武道に取り入れようとして上手くいかなかった方は、ほとんどこの間違いをしています。

 目で見た「動き」をそのまま真似してはいけません。

 ここでも小田先生のことばを思い出します。

 「動作はそうなるのであって、そうするのではない」

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