皆さんは、体は左右対称が良いと感じているのではないでしょうか?。重心位置も左右の中心がいいと考えている方がほとんどです。

 しかし、武道などの日本の伝統的な体使いを検討してみると、そうとは言えないことが分かってきます。侍は刀を左腰に差していますし、武道(武術)の基本の構えは、例外なく右自然体です。書道では左手を添えてから右で筆を走らせます。弓(和弓)も左手が弓です。わずかに例外もあるようですが・・・・。

 何か、からだの左右には秘密があるのではないかと思われます。

 さて、駅などのエスカレーターに乗るときに、皆さんは「右」に立ちますか?それとも「左」に立ちますか?。

080917.jpg

 関西地方は右に立ちます。全国をすべて調べたわけではありませんが、それ以外の地方では、ほとんど左に立つようです。

 面白い実験結果もあります。男性・女性に限らず、排尿するときには左重心になるそうです。右重心だと、排尿しにくい。

 左脚は支える機能、右脚は方向を決めたり素早く動く機能を持っています。ですから、エスカレーターに乗ったら、左に立つほうが自然です。それでは、関西地方ではなぜ右に立つようになったのでしょうか。

 諸説あるようですが、大阪の万国博覧会のときに、阪急電車が混雑したため、右に立つようにアナウンスしてそれが定着したようです。

 日ごろの生活の中から、左右をみるのも興味深いものです。

ライン登録お願いします。

ご登録いただきますと
動画「なみあしセミナー」(定価11800円相当)をプレゼントいたします。

なみあし無限
驚異のスポーツ上達法

「剣道なみあし流」