2008-11-01
剣道の教えの中に、「左が大切」または「左に乗る」ということがあります。左軸の重要性を言ったものだと思います。
しかし、そのような教えがある反面、剣道では左のかかとを上げて構えることも常識になっています。
様々なスポーツや武道等のフットワーク・足さばきを調べてみますと、かかとを上げた側(脚)軸にして動くものはありません。必ず、踵を接地させている側を軸として動きます。
ゴルフのスイングでも出てきましたが、私たちが動くときの主導は左のようです。左を軸にして、左を作用します。
武道の構えは、ほとんどが右自然体です。剣道の構えも右自然体。左自然体で構えてもルール上はかまいませんが、そのように構える人はいません。
長い間の経験から、左を軸として右足から出ることが基本とされたのだと思われます。