2010-02-28

馬の歩様は一般に「常歩(ウォーク)」・「速足(トロット)」・「駆歩(キャンター)」・「襲歩(ギャロップ)」の4種類といわれています。
しかし、実際には6種類とも8種類ともいわれているようです。
左は馬の「側対歩」 (WIKIPEDIAより)。「速足」は対角線の前後肢が同方向に動く、しかし「側対歩」は同側の前後肢が同方向に動くのです。
日本に伝わる馬術では、この「側対歩」が重宝されたようだ。上下動がないので馬上で安定したといわれている。
動物で言うと「ラクダ」は「側対歩」であるくことで有名。
「側対歩」は「常歩」の変形(応用)とも考えられる。しかし、「常歩」より速い・・・・・。
ユーチューブで動画を見つけました。
馬の「側対歩」を考察すると、「順回転の常歩」も重要であると思います。
現在、私たちが紹介しているのは肩が側方から見るとタイヤが逆に回るように動く「逆回転の常歩」、しかしその逆の「順回転の常歩」もあるのです。
トップスピードの連続動作を身につけるならば「逆回転の常歩」が有効、しかし日本の武術(武道)のように動と静を繰り返す動きには「順回転の常歩」が必要に思えてきました。