2010-04-30

昨日(29日)、織田記念陸上(広島ビッグアーチ)で、福島千里選手(21=北海道ハイテクAC)が女子100メートルで自身の持つ日本記録を0秒03更新する11秒21で3連覇を達成しました。
今冬に肉体改造を行いパワーアップし48キロだった体重を50キロまで増加させたとのことです。
福島選手の特徴の一つは、右腕の振り方にあります。ちょうど分かりやすい写真(読売新聞より)を見つけました。右腕を内旋させながら大きく右へ振ります。そして、前方へは外旋させます。右方向に肘を伸展させながら大きく振っています。
この腕振り、実は女子選手のトップには多くみられるようになっています。昨年、奈良インターハイの陸上競技を観戦しましたが、陸上関係者の方によると、この腕振りを取り入れる指導者も増えてきているそうです。
前進するには、左右の重心移動も必要だということかもしれません。
(2008年日本選手権決勝)