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 読売新聞の連載「サッカーの科学」で、中村泰介先生(聖トマス大学)が空中戦の強さについて説明しておられます。

 ヘディングの強さで定評がある今野選手は「体の強さ、大きさはあまり関係ない。ポジショニング、跳ぶタイミング、落下点を予測する能力が必要」と語っているらしい。

 中村先生は、「ボールにタッチできる位置を確保するため、相手より前に陣取り、早く跳ぶこと。そして腕を広げて相手がジャンプする空間をなくすことが大事。それには、ボールの落下地点を予測する空間認知能力が求められる」と解説しています。。

 相手より早く跳ぶことによって「結果的に相手に乗っかるような動きが有効」といい、「腕を使って相手の体を押さえつけると、反則をとられる危険性もある。早く跳んで空間を先取りすれば、その後に跳ぶ相手選手に乗るような形になり、反則にならない」と説明しておられます。

 日本代表選手の平均身長は178・78センチで、2002年大会とほぼ同じです。日本サッカー協会によると、ある方法で測定した当時の選手のジャンプの高さは平均49・4センチで、フランス代表と比べ、身長とジャンプを合わせた高さは12センチ低かったそうです。

 ただ、単純な高さで決まらないのが空中戦の面白さです。

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