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 奈良高専で公開講座(二軸動作)を開催させていただきました。参加者は40名ほど。第一日目は視聴覚室での講演。18時より2時間ほど、私と小山田さん(五体治療院)で二軸関連のお話をさせていただきました。

荷重と抜重.jpg

  まず、私が二軸動作の概要をお話しました。上のスライドはその中の荷重と抜重です。動作には重心の上下動が大切。重心は水平移動し、なるべく上下動しないほうがいいとイメージされている方が多いと思いますが、実は重心の上下動により荷重と抜重が起こります。この重と抜重により、面反力を利用したり上肢をフリーに動かすことができます

 抜重で上肢が最も速く動きますが、スポーツでは立ち上がり抜重を多用します。武術(武道)は沈み込みを利用します。卓球やバドミントンなどでは、日本人選手に比して中国人選手は沈み込み抜重を多用する傾向にあります。トップ選手の多くは立ち上がり沈み込みの両方の抜重を使います。

カンペル(1).jpg

 後半は、小山田氏による水平感覚のレクチャー。二軸で現在最も注目している感覚です。頭部の位置と傾きが大切。両目を水平に保つこと、そして頤(おとがい・・アゴ)を出して、カンペル平面(耳穴と鼻孔を結んだ平面)を水平に保つこと。この頭部の位置と傾きが、動体視力と空間認識能力を最大限に発揮する基礎となります。

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