先日、クロールの動作について、水泳の専門家の方と話していました。このHPでは、あまり水泳は取り上げていないのですが、「優秀な選手はキャッチする位置が前にある」ということをお聞きしました。可能な限り前方でキャッチすることによって、長く水をかく(プル)することができます。まず、クロール動作の基礎を理解するために下の動画を見てください。

 キャッチとはどういうことか確認してみてください。動画の中盤に説明されています。「エントリーキャッチスカーリングプルフィニシッシュリカバリー」という一連の腕の動きを理解ましょう。クロールの推進力は、7割〜8割が腕の動きによってつくりだされます。キックの推進力はそれほど多くありません。

 さて、水を前方でキャッチするにはどうしたらいいでしょうか。イアンソープ選手の動画を見てみましょう。

 イアンソープ選手は、水を前方でキャッチしています。動きをみる時には、どんな競技でも共通しているのですが、からだ全体の関連(連鎖)をみる必要があります。特に、体幹と四肢の動きをみるようにします。例えば、水中で水をかく(プル)のは手(腕)ですので、どうしてもその動きに惑わされます。そうではなく、体幹の動きでキャッチ動作をみてみてください。まず、肩のローリングとキャッチ・プルの関係をとらえてください。キャッチやプルは腕ではなく、肩(体幹)のローリングによってつくりだされていることがわかります。

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