陸上世界選手権第1日(27日、韓国・大邱)、男子100メートルでは世界記録保持者のウサイン・ボルト(25)選手(ジャマイカ)が楽々と予選を突破した。

 怪物の独壇場だった。男子100メートルで予選6組に登場したボルトはスタートからトップに立つと、爆発的なスピードで周囲を圧倒。50メートル過ぎには後方を振り返る余裕を見せ、すぐに力を抜き始めた。それでも全体トップの10秒10で準決勝へ。

 故障の影響から、今季はベストにはほど遠いとも伝えられていたが、その走りは他を圧倒した。優勝候補筆頭であることは間違いないであろう。

 今回、注目しているのは、各選手の下肢のたたみ方。短距離に限らず、中長距離でも、遊脚の膝をたたみこんで前方に素早く切り返す走りに移行しつつあるよう感じられる。写真は、ボルトの右脚のたたみだ。ほぼ完全に右踵が右大腿後部に接するようにたたみ込まれている。

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