世界陸上(2011)の100M決勝で、ウサイン・ボルト選手がまさかの失格。金メダルを奪取したのは、ボルト選手のトレーニングパートナーのヨハン・ブレーク(21)で、向かい風1・4メートルの中、9秒92を記録した。ボルト選手、位置についての号令で珍しく吠え(声をだし)た。何か、いつもと違っていたのかもしれない。

 ビデオをスローでみると、となり6コースのブレーク選手がわずかにからだが先に動いている(動かしている)。武道などでいう「懸る(かかる)」という状態だったのか。理想の状態は「懸」と「待」が一致した状態だ。「懸待一致」という。「懸(けん)」が強いと、相手や周囲のわずかな「動き」に反応してしまう。「待(たい)」が強いと素早い反応ができない。

 それにしても、ボルト選手の走りが見れなかったことは残念。フライング即失格は、今回から採用されたルールだが、やはり再考の余地はあるだろう。200Mでの走りに期待しよう。

ライン登録お願いします。

ご登録いただきますと
動画「なみあしセミナー」(定価11800円相当)をプレゼントいたします。

なみあし無限
驚異のスポーツ上達法

「剣道なみあし流」