2011年12月15日

「単え身」の身体操作

ネイマール.bmp 昨日(14日)のトヨタカップ、サントス(ブラジル)対柏(日本)戦。度肝を抜かれた。ある新聞は「子どもが大人を子ども扱いした」と表現した。19才のネイマールにあのプレーを見せつけられては、ネイマールを子ども扱いはできないだろう。

 抜群のドリブルセンスと決定力を併せ持つことから、同サントスの伝説的選手ペレの再来と並び称される逸材。前半19分、MF大谷を鋭い切り返しでかわす。「ちょっと考えたけど、マークされてたからね」。しかし本当の見せ場はこの後だった。なんと利き足とは逆の左で、器用にカーブをかけてシュート。GK菅野が、1歩も動けないほどの精度で、ゴール左隅ギリギリに決めた。

 シュート直後の写真、着目すべき点が二つある。まずは、彼の左足関節が屈曲されたままであること。これはネイマールだけではない。インステップもしくはインフロントにみえるキックを、世界のトップは足関節を十分屈曲させたままで打つ。

 そして、彼の体幹を見ていただきたい。左右の股関節と肩甲骨の位置と内外旋が同調している。全く体幹がねじられていないのだ。この局面では、一般的には右肩が前方に位置する。この左右の股関節と肩甲骨の位置と同調は、左上腕の外旋でつくられている。

 全く体幹がねじられていない身体を「単え身(ひとえみ)」という。「単え身」は前近代日本の伝統的な「身体」のあり様だ。やはり、日本人の身体を見直す必要がある。

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