新年は、トップリーグ・大学・高等学校とラグビー日本一が決まる。私が勤務する高等専門学校でも、この時期に全国大会が開催されている。奈良高専ラグビー部は、一昨年は日本一、昨年は準優勝の強豪校だ。今年は、一回戦シード、一昨日(5日)は九州第2代表の久留米高専を19対3で撃破。本日(7日)、神戸総合公園競技場において、昨年決勝で敗れている仙台高専(前宮城高専)と対戦した。

 前半、風下の奈良高専は劣勢、前半で2トライをゆるし苦しい折り返しとなった。後半の立ち上がりが注目されたが、開始早々トライを奪われ15対0。しかし、奈良の反撃はここから始まった。風上を生かし1トライを返して15対5。その後、後半20分過ぎ、またもトライ、さらにゴールも成功させて15対12。しかし、仙台高専の重量フォワードが追撃をかわしノーサイド。前半は仙台、後半は奈良の攻撃が光った試合だった。奈良高専にすれば、後半開始直後にゆるしたトライが悔やまれる一戦となった。

 奈良高専に赴任以来約3年間、間近でラグビー部の活動を拝見してきた。素晴らしいの一言。ラグビー部の部員はとても謙虚で礼儀正しい。本校でご一緒に仕事をさせていただいている森監督のご指導の賜物と感じられる。競技としての勝敗とスポーツとしての教育のバランスがすばらしい。ラグビー部、そして森監督の益々のご活躍を祈念したい。

 素晴らしい試合を展開した、仙台高専・奈良高専の両校選手および関係者に心より感謝したい。ありがとうございました。

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