勝利至上主義の功罪を問う

2014-01-31

 先日掲載しました「体罰問題を考える」の記事をご覧になった毎日新聞から「武道論」の授業の取材を受けました。

 まず、体罰という用語に違和感があるので、私は「暴力的指導」を言っています。本来、「罰」とは「罪」を犯した時に科せられるもので、武道・スポーツ現場の指導ではなじまない言葉だと思われます。

 取材当日は、勝利至上主義が「暴力的指導」を誘発しやすいことをテーマとしました。なぜ「武道論」で取り上げるかというと「武道」の評価体系には「勝敗」とは異なる「体系」があり、それを取り戻すことが「暴力的指導」を克服する一つのカギであると考えているからです。

 明確な回答はありませんが、学生一人一人が真剣に取り組んでもらいたい課題です。

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