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 数年前から「常歩(なみあし)剣道」などというものを提唱してきました。(そんなつもりはなかったんだけど・・・笑)

 剣道の歴史や動きを追及すればするほど、「常歩剣道」が現代の剣道から離れていく・・。恐ろしいくらいに。

 最近では、構えの左足先が60〜70度横を向くようになってしまった。

 「本当のナンバ常歩」(2004年のときには左足は30度開く・・・と書いたので、それから倍以上開いている。撞木足どころではない。それに左踵はついたままだ。

 奈良に赴任してから、じっく歩きから見直してみた。

 今のところ行き着いたのは片踏み。左右の自然体(または半身)のまま前進する歩法だ。本来の歩き・走りは片踏みではないのか。

 体幹の正面に進む歩き方はとても難しい。片踏みは安定します。

 上の画像は、「二天一流」(宮本武蔵から発した流派・・現在はいくつもの分派がある)の形なのですが、右の二刀をたずさえている方の後ろ足は80度ほど外を向いています。

 この構えを見ると、左足だけが外を向いている(外旋位)ようだが、実は右足も左足も同様(ほぼ同角度)で外旋している。

 これによって、右自然体(半身)から左自然体(半身)へ移行できる。 

 これが片踏みの極意・・・大げさかな〜〜・・笑。

なみあし無限
驚異のスポーツ上達法

「剣道なみあし流」