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 二軸サッカーをチームとして取り入れてインターハイ出場を果たした浦和南高校と滋賀県予選で野洲高校を破った草津東高校との試合を観戦しました。

 試合開始から、浦和南の柔らかい動きに驚かされました。これだけ二軸を取得しているチームをはじめてみました。

 結果は3−1で草津東の勝利。草津東のカウンターからの前への突破力にはすばらしいものがありました。

 試合後、サッカー関係者とはなしをしましたが、浦和南の動きを弱弱しいとか力強さがないとする見方もあるようです。

 しかし、あの動きを評価しなければスポーツでのトップの動きには行き着きません。

 勝敗は様々な要素で決まります。勝ち・負けだけで評価すると分からなくなります。勝敗を超えるとは言いませんが、それとは違う価値観でスポーツを見ることが大切だとつくづく感じた一戦でした。

 浦和南そして草津東のイレブンの皆さん、すばらしい試合をありがとうございました。

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 現在、奈良インターハイ開催中。

 昨日より山口県のバレーボール協会強化委員長の河原先生がお見えになっていました。

 昨晩は、近鉄奈良駅付近で食事(居酒屋で・・・・・・一杯・・・・いっぱい・・笑)。今日は、朝から大和郡山のバレーボール会場へ。河原先生と一緒に山口県代表の宇部商業を応援。残念ながら惜敗。

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 その後、生駒のソフトボール会場へ、ソフトボール選手の中にも二軸・常歩を知っている高校生もいるらしく記念撮影。残念ながらインターハイ出場を逃した石川県の金沢高等学校ソフトボール部の3年生です。

 1時過ぎ、バレーボール会場に戻り河原先生と一緒に大阪の難波へ。

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 「いい角打ちがあるんですよ〜〜〜〜」と河原先生。

 「角打ちですか〜〜〜〜?」

 「角打ち」とは、立ち飲みができる酒屋さんのことです。

 河原先生は「北九州角打ち文化研究会」に入っているらしいのです。

 一軒目は「シバショウ」というお店、昔ながらの酒屋さんといった感じです。二軒目の角打ちは、「KANEMASA」という酒屋さん。ここにはママさん?がいて話ができます。

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 下の写真はママさんと談笑する河原先生。

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 午後6時から、本校(奈良高専)の吹奏楽部の定期演奏会へ。

 会場は、奈良県文化会館国際ホール。5時50分会場に到着、驚きました。1000人収容のホールはほぼ満席でした。(演奏が始まると立ち見も・・)

 「久留米高専と比較して奈良高専はどうですか」とよく聞かれます。

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 返事に窮します。比較になりません。教育システムのきめ細やかさ、意欲そして先生方の協力体制・・・、奈良高専はすばらしい。

 奈良にきて3ヵ月・・・、かなりカルチャーショックを受けています。

 そして、なにより先生方皆さんが本校(奈良高専)を誇りをもっておられます。 

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 18日・19日は神戸高専で近畿地区高専大会剣道競技大会。本校(奈良高専)は昨年6位(7校中)だったらしい。本年度は4位、学生はよく戦っていました。

 数年前、「100年後剣道はこの世に残っているだろうか・・・・・?」と著書に書いた。

 大いに剣道の将来に危機感を持っている。剣道人口は激減、歯止めがかからない。高専近畿大会も女子の参加者は5人。女性が離れるとその競技は衰退する。

 武道(武術)の特性は、技(技術)の完成度を課題とすること。客観的な勝敗よりも身体動作を基礎とした技の完成度を問題とする。試合で勝敗のみを争うのは、明治以降入ってきたスポーツの影響だ。

 例えば、水練。明治時代、競泳が入ってくるまでは日本には速さを競うという発想はなかった。ひたすら泳ぎの技の完成度を高めることが修行だった。

 昭和の初頭、天皇の命で剣道の「天覧試合」が行われた。当時、武道専門学校(武専)の主任教授をされていた内藤高治先生は天覧試合の開催に当たっては頑強にその計画に反対したといわれている。

 しかし、政府の「これは天皇陛下の命令である」という一言には抗するすべもなかった。開催にあたり、「これで日本の剣道も滅んだ」との言葉を残したことはあまりにも有名である。

 また、「剣道(武道)はスポーツよりも次元が高い・・・」などという思い込み、恐ろしい。「剣道(武道)は、生死観を背景としているからスポーツよりも高い精神性が得られる」などという人もいる、正気だろうか。

 現代剣道の稽古や試合で命を落とすことは稀である。

 生死観で高い精神性が得られるならば、武道よりも「モータースポーツ」の方がよほど精神性が高いことになる。

 20年ほど前「滅び行く剣道」という本を書いた剣士がいた。そのころは、まさか・・・と思っていたが・・・・・。

 「外」に目を向けなければ、本当に剣道は滅んでしまう。 

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 2週間ほど前に携帯(AU)を新機種に変えました。

 以前使っていたのは、高齢者用(ボタンが3つついているやつ)でインターネットにもつないでいませんでした。電話だけ。(笑)

 今の携帯は進んでいるんですね〜〜〜。写真はAUの「Run&Work」という機能。

 歩いたり、走ったりした距離・時間・消費カロリーを計算してくれる。

 最初聞いたときは「携帯に万歩計がついているのか??」などと恥ずかしい想像をしたのだが、GPS機能により移動距離・速度から消費カロリーが計算されるらしい。

 数値は今朝の「常歩ウォーク」・・距離4.05キロ、時間51分31秒、消費カロリー123キロカロリー・・・・・便利?になったものです。

 九州といえば「とんこつラーメン」、博多・久留米・熊本とそれぞれ独特の味があるんですが、奈良にも人気のラーメンがあるということを聞き、出かけてきました。

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 奈良天理の「彩華ラーメン」県外からも来客がある有名ラーメンです。

 写真は「彩華ラーメン」の小のチャーシューつき。

 白菜がたっぷりと乗った独特のラーメン。これまで一度も経験したことがない味です。

 「やっぱりとんこつが美味いな〜〜〜」

などと思いながら帰ってきましたが、噂によると、この味が2度3度と食していくうちに病みつきになるんだそうです。

  「でもやっぱり、九州ラーメンが懐かしい〜〜」(笑)

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 先日、本校の体育施設はすばらしいとの記事を書きました。(久留米との比較・・・)

 プールも新しくなって3年目です。

 やはりきれいなプールでの授業は学生のみなさんも楽しそう。

 今日は3クラス合同の水泳の授業、写真は本校の森先生、約120人の学生を一人でてきぱきと動かす指導力には脱帽。

 午後から「W-SPACK」の木村君が高専をたずねてこられました。

 「飯・・まだやろ〜〜〜〜」(九州弁か?・・笑)

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 「近くに有名なとんかつ屋さんがあるんですよ・・行きましょうか」

 学校からほんの車で10分ほど・・「とんまさ」というお店です。 私は「ロースかつ定食」を注文。

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 あとから、二人の若者が隣のテーブルへ・・・、料理が届いて驚きました。

 「チキンカツ定食(大)」・・・いくら大といってもこれは・・・スゴイ。

 となりに座っている若者は、「今のところ二勝一敗です」と私に話しかけてきました。

 どうも、同じものをこれまで3回注文して2回は完食した・・・ということらしい。

 それにしても、豪華な?定食でした。

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 夕刻(6時半ごろ)の京都駅のエスカレーター、皆さんどう思いますか?。

 「え〜〜〜っ、何で・・・・・みんな左に立ってるの?。」

 これまで、いろいろと調査したり、お聞きしたりしたところでは、京都駅は右に立つはず・・。

 関西地方(香川もらしいです)は、エスカレーターは右に立つというのが通説。しかし、今日の京都駅は、見事に皆さん左に立っています。

 右立ちの範囲が狭められてきているのかも・・・・。

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 今日は研修日を利用して小牧市の「五体治療院」(代表・小山田良治氏)へ。

 名阪国道(国道25号線バイパス)から東名阪高速道で名古屋方面へ。名阪国道は高速道路と全く変わらない、なんでこれが国道なの?。(笑)

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 12時すぎに五体治療院に到着。今日は競輪やJリーガーの選手の皆さんが治療にみえました。私ももちろん治療していただきました。

 「木寺先生、胸がかたいね~~~~」と、小山田氏。

 「え~~、肩じゃないの?」と私。胸の柔軟性不足が、肩の動きを抑制していたようです。

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 選手の皆さんとも談笑。いろいろなお話が聞けて勉強になります。

 左の写真は北京オリンピックで銅メダルを獲得した、ブロンズこと永井清史選手。からだをみて驚きました。ある意味特異な身体の持ち主でした。 

 右の写真も皆さん競輪選手、左から岡村潤選手、(私)、新田康仁選手藤巻和大選手の静岡県勢、新田選手はSS(S級S班)の選手です。バランスのとれたすばらしいからだでした。

 小山田さん、そして選手の皆さん、ありがとうございました。また、近いうちに治療にうかがいます。

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17時ごろ、突然の睡魔、サービスエリアで30分ほど仮眠。その後日の入りを見ながら一路西へ、途中山口県の下松で給油、さらに壇ノ浦サービスエリアで時間調整。福岡のインターを翌日0時10分に通過、土曜日にかかるのでこれで1000円です。

長距離ドライブが趣味とはいえ、9時間650キロはかなりハードでした。

 15時30分奈良発、愛車(レグビー・ファイブスターキャラバン)で福岡へ。第二阪奈からいつもは近畿道に入るのだが、今日は大阪環状から神戸を抜けて山陽道へ入る予定だった。しかし、途中で間違えたらしく池田で一般道へ出てしまった、その後再び中国高速道へ・・・・・笑。

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 夕方の会議が終わって剣道場へ。1年生が3人着替えないでいます。

「今日の稽古はどうした〜〜〜〜?」

「中止です・・・」

「???・・・・・まあいいや、そこに3人並んで横向いてみろ・・・走ってるポーズをしてみろ」

 このように言いますと、8割以上の人が写真のようなポーズをとります。

 この感覚が「同側感覚」、実際に走るときにはこのように同側の手足が前にでていません。 

 人のからだの感覚は不思議です。

 夕方、大和民俗公園を常歩で歩行。時間があるときは歩きます。公園の中には、奈良県立民俗博物館があります。

 学校を出て公園を一周歩くと1時間くらい、ちょうどいい距離です。

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 学校の体育館に着きますと、他の先生がトランポリンの授業中。高専でトランポリンの授業をしているところは、たぶん他にないと思います。それにしても、奈良高専は体育の用具がふんだんに確保されている。久留米高専は本当にありませんでした。バレーボール授業でボールが3個とか・・・・笑。笑い事ではない・・、先日、今年度の予算を見て驚きました。

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 体育の教育関係費は久留米の5倍くらいあるんですよ。同じ高専なのどうなっているんでしょうか。 素朴な疑問・・・。

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  デジタルカメラ(LUMIX TZ7)を購入。

 これまで使っているデジカメもLUMIXなんですが、もう5年近く使っています。思い切って新しいLUMIXを購入しました。

 このTZ7は、静止画も動画も12倍ズームです。他にも動画が撮れるデジカメはあるのですが、これまで使用していた後継機種にしました。とても使いやすい。

 動画が撮れることが条件でした。7月からはじめるネット内講座では、フラッシュファイル(動画)をアップできるんです。MPEGで撮影できるLUMIXを選びました。

  静止画・動画、そして1秒間に10コマの連写機能もあります。

 午前中、あるプロ選手がおいでになりました。ご自分の競技に二軸を取り入れたいとのこと。HPや本を読んだり、また歩きの動画をみてもわからなかったそうです。

 場所がないので、わざわざ高専(奈良高専)へきていただいて、約3時間ほど動きをつくりました。

 午後は、昨日に続きインターハイ陸上競技近畿地区予選会を観戦。びわこスポーツ成蹊大学陸上競技部監督の志賀先生と合流、夕刻から食事。陸上やスポーツと情報戦略などについて語りました。

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 奈良市(鴻ノ池陸上競技場)で開催されている「インターハイ陸上競技近畿地区予選会」を午後1時ごろから3時間ほど観戦。

 ちょうど5000メートル競歩決勝が行われていました。5000メートル競歩といえば、先日同じ5000メートルで日本新記録を樹立した杉本明洋選手を思い出しました。

 高校生は杉本選手が大学一年生までのような歩きです。着地足で押し出している。着地足で押すのではなく、着地足に乗るんだけど・・・。難しいというより、そのようなイメージがないのかも、その感覚(イメージ)をつくれば動きは変わる・・・、そんなことを考えながらみていました。

 また、全体的になぜ陸上選手(特に女子)は、腕を内側に振り込むのでしょう。「腕は前後に振れ〜〜〜〜」といいますが、前後に振ろうとすれば必ず腕は内側に振られます。

 体側から外に振るイメージ??・・・・それとも、腕は振るのではなく、振られるのか?。

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 今日は大阪教育大学で「現場に活かすスポーツ実践論」ということで講演をさせていただきました。

 約200人の学生の皆さんに話しました。

 書くのは苦にならないのですが、かなり慣れたとはいえ話すのは難しい。今日のテーマは「スポーツ・武道(武術)と身体」。 

 

 講演が終わってから、4~5人の学生の皆さんと1時間ほど即席の講習会。その後、女子バレー部の練習を拝見させていただきました。  

 とても熱心に聴いていただきました。ありがとうございました。 

 昨日は、京都大学で常歩会。 

 今回は、京大人気講義で有名な小田先生の「運動科学」に、小山田・木寺以外のメンバーは、極秘潜入の予定でした。

 午前11時すぎに京大に到着、小田先生の研究室に伺いましたら、「今日は二人じゃないだろ〜〜〜〜」って・・・・・・・、研究室から駐車場に集まるメンバーを見られたようです。(初歩的なミス・・・・笑)

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 今回も12人の参加がありました。

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 常歩会には毎回、プロの選手が参集してくれます。

 小田先生とともに授業をしている?のは、競輪の 中澤央治選手、楽しそうです。授業のテーマは「膝の抜き」、とても興味深い内容でした。

 授業後は、小田先生の研究室で雑談。そして、いよいよ午後7時ごろから懇親会。 

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 左の写真は、競輪の渡邊大助選手とサッカーの吉田康弘選手、右はゴッドハンド(本人はペーパーハンドと・・・・)こと小山田さんと、競輪の古原勝己選手

 競輪選手をみて思うこと、プロ選手でも全くタイプが違うこと。筋力でのる選手もいれば、動きでのる選手も・・・・・・。

 正しい姿勢もない、正しい歩き方などない、そして正しい動き方などない・・・。

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 懇親会では、プロ選手のさまざまなお話が聞けるのでとても楽しい。そして、当然動きの話も・・・・。異なる分野の方々が話し合うことで、新しい発想が生まれてきます。これこそ、常歩の真骨頂・・・。

 かなり飲んで、時計を見るともう0時過ぎ・・・。

 昨日は、京都の「平安の森」に一泊、今朝6時起床、車で直接奈良高専に向かいました。(あっと、小さな写真は福山雅治さんではありません・・・ゴルフの浜田プロ

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 今日は土曜日、昼ごろから歩いて薬師寺へ・・・・薬師寺は通勤途中にあり毎日東塔を見ながら車を走らせていたのですが、今日は歩いて向かいました。

 南門から入り中門を抜けて、右に東塔(写真)、左に西塔を見ながら、金堂から大講堂へ、どうしても仏像に目が行ってしまいます。昔の建築物が好きだという人は多いようですが、私はそれぞれの仏像を周囲から観察。

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 仏像といってもそれぞれに身体の特徴があり興味深い。昔の人の姿勢などを語るときに、仏像を参考にする人もいるのだが、仏像は「悟りを開いた姿」だからな〜〜〜?。

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 姿勢にとらわれてもいけないと感じました。「正しい歩き方がない」ように「正しい姿勢もない」・・。

 大講堂を抜けると、蓮の花が咲いていました。午前中に咲くらしく、もう少し早ければもっと見ることができたかも・・・。

 薬師寺を出て、西ノ京駅(近鉄)から近鉄郡山駅へ、そこから20分ほど歩いて高専へ。目的?・・・車をとりにきたのです。(笑) 

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 夕方(7・8時限目)にグラウンドで授業をしておりましたら、カメルーンからの留学生に遭遇。

しばし話をしました。

 昨年度は東京の日本語学校で勉強しただけあって、流暢な日本語を話します。お見事。

 話の内容はやはりスポーツの話へ・・・。

 授業のソフトボールを見ながら、野球の話を聞きました。

 彼は、奈良高専に来るまで野球(ソフトボール)をしたことがなかったそうです。カメルーンでは野球はない・・・とのこと。

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 人気のスポーツは、やはりサッカー。

 私が九州から来た、といいますと、即座に2002年の日韓共催ワールドカップで母国カメルーンが滞在したのが九州のはずだと・・・・・・・。(確か、大分県の中津江村でした)

 現在は、その滞在を記念して「カメルーン杯中津江村ジュニアサッカーフェスティバル」という大会が毎年開かれているようです。

 先日、彼のクラスの授業中、おい、ちょっと腰をさわらせろ~~~。 

 彼はけげんな顔・・・・。(笑)

 見事な前傾・・・・・・、ついでに写真とらせろ~~~~~。

 というわけで、体育館の脇で写真撮影。

 そこに普通に立って・・・・こんな立ち方、日本の学生は誰もできません。日本語と同様、たち方もお見事。

なみあし無限
驚異のスポーツ上達法

「剣道なみあし流」